映画「エイリアン: コヴェナント」を観た感想
映画「エイリアン: コヴェナント」を観た感想
エイリアンシリーズは全て観ていますが、
「プロメテウス」は、駄作だと思っています。
一番好きなのは「エイリアン3」です。
そして、「コヴェナント」ですが、
面白かったです!
とくにオープニングシーンがものすごく好きで、
オープニングシーンだけは10回以上観ています。
<以下は、ネタバレを含みます。>
エイリアンシリーズといえば、
アンドロイドの存在が毎回いい役回りをして欠かせない要素です。
本作ではそのアンドロイドが、実質上の主人公となっていました。
しかも、今回は、2体のアンドロイドが登場します。
1体は最新型で人間に従順で、身体能力も高い。
もう1体は旧型で身体能力は最新型にはとても及びませんが、
創造性に富んでいて、人間を裏切ってしまいます。
その二人のやりとりがとても面白く、哲学的でさえありました。
人類を創造した宇宙人が登場し、
人類が作ったアンドロイドが登場し、
そのアンドロイドが宇宙人を滅ぼします。
それはすなわち、
人間がテクノロジーを発展させ、人間を作った宇宙人(いわば神)を滅ぼしたということになります。
しかし、そのアンドロイドが、あのエイリアンを誕生させ、
人間を人体実験の材料にしてしまうという。。。
宇宙人が人間を作り、
人間がアンドロイドを作り、
アンドロイドがエイリアンを作ったというわけです。
つまり、人間がテクノロジーを発展させエイリアンを作ったということになります。
アンドロイドといいエイリアンといい、人間に害をなすものを、人間自身が作ってしまったわけです。
そして、人間を作った宇宙人も同じく、自分達に害をなすものを、自分自身で作ってしまったわけです。
テクノロジーの発展というものの、行きつく先の恐ろしさが、一貫した部分となっています。
とても深く、考えさせられる作品でした。
AIの発達が、人類を滅ぼすことになると、ホーキング博士が警告したわけですが、本作は、まさに人類の未来への警鐘がテーマとなっています。
核兵器などの、人類を滅ぼしかねない、非人道的な大量殺戮兵器の存在にしても、然りです。