映画「肉」を観た感想
映画「肉」を観た感想
| ジム・ミックル監督の作品を観るのは、はじめてです。 メキシコ映画「猟奇的な家族」のリメイク作品なのですが、 |
オリジナルの「猟奇的な家族」のほうも未見です。
「肉」はアメリカ映画で、
原題は「We Are What We Are」です。
「肉」という邦題は、冴え渡っていますね。
そして、白いレースで肉という漢字をかたどる広告デザインも
バツグンによかったです!!
配給会社さんと、グラフィックデザイナーさんに拍手です。
公開当初、新宿武蔵野館での単館上映で、
額に肉と書いていくと割引きになるというアイディアも
素晴らしかったです。
「ムカデ人間」も、三人連結して入場すると割引きになる
ムカデ割引きがありましたよね。
ホラー映画って、特有のそういう突き抜けたところでのコミカルさが
ありますよね。貞子なんかもよく笑いのネタになるように。
「恐怖」と「笑い」は、紙一重なようです。
プロモーション展開の話はこれぐらいにして、
映画そのものについての話です。
冒頭10分で感動しました・・・
なんてポエティックで美しい色合いの映像美・・・
なんて美しいピアノの旋律・・・
もうそれだけで充分なくらい魅力的です。
それに加えて、美少女二人のクラシカルな洋服が
これまたドツボで、
けっこう耽美なゴシックホラーテイストロリータ映画です。
もうストーリーなんてどうでもいいから、
ずっと映像を観ていたい、美しい音楽と共に。
そんな映画です。
ストーリーは、けっこうオーソドックスで、
目新しさはなく、
けっこう淡々としています。
その淡々としているところが、映像美とマッチしているといえば、
マッチしているので、まとまりはいいです。
ただ、ラストのオチは、ビックリしました。
淡々としていた分だけ、インパクトが大きいという構成がいいですね。
物語の重要アイテムとして、古い本が一冊出てくるのですが、
その本を、大事そうに白いレースでくるんでるんですね。
なるほど、それで広告デザインとして、
白いレースで肉の文字を描いたのかと、
さらに感動しました。
まあでも、1~2回観ればそれで充分な映画かなという感じです。
好きですけどね。
音楽がけっこういいんで、サントラも聴きたいな。