今日という一日 | サンドアート集団SILT船本恵太のアメブロ

今日という一日

今日のイベントは、この五年間、100件以上は出演してきた中でも、生涯忘れない大変に素晴らしいものだった。

 

とある有名の国際ホールの周年記念パーティーだったのだけれど、こんなに和やかな、清らかな、日本らしい美に溢れた会場装飾を知らない。

 

かの有名ホールの中が、日本庭園になっていたのだ・・・

 

まさかこの4月の終わりの東京で、再びあれだけの桜を目にさせていただけるとは思ってもいなかった。

 

桜の開花時期を調整する技術を持った庭師・・・

信じれない偉業だ。

 

しかもまさかそれが知り合いで、身近な場所の人物だったとは・・・

 

もともと尊敬に値する人物だが、ますますその尊敬を深めた。

 

パーティー後、その桜の日本庭園を眺めながら、

日本酒を一杯いただいた。

 

上手く言葉にできないが、霧深い山の中で深呼吸をしたような、そんな気分だった。

 

それだけじゃない。

 

色々な書道家の方とイベントでご一緒してきたが、このような人には出会ったことがない・・・

 

舞台裏ですれ違いざまに、ご挨拶をしたら、立ち止まり、こちらを見て、握手を求められた。

 

それから2~3分間くらい、お互い、両の手で握手したまま、見つめ合ったまま、話をした。

 

話の内容の問題ではない。

 

とてつもない、上手く言葉には言い表せない、精神的なエネルギーというか、生命エネルギーというか、大きなものをたくさん分けてもらった。

 

こんなに清々しく、幸福感に満たされるのは、いったい何年ぶりだろうか?

 

ダウン症の女性の書道の大家。

 

あっという間にファンになってしまった・・・

まるで恋に落ちたようでもある。

 

我々はイベントのおおとりだった。

最後の最後の演出で、風に桜吹雪がステージに舞った。

 

桜吹雪と風の中で、サンドアートを描いたのだ。

 

桜づくしのイベントで、砂絵でも桜を描いている。

 

大変見事な演出で、感動した。

 

装飾、

キャスティング、

演出、

本当に素晴らしいイベント会社さんだ。

 

今回の出演は、また一歩、それも大きな一歩、オリンピック・パラリンピックへの出演という目標に近づいた気がする。

 

おそらく、あの庭師と、あの書道家の方は、間違いなく食い込んでくるだろう。

 

我々SILTは今年もう1つ、オリンピック・パラリンピックに近づくビッグイベントに出演することが決まっている。とある国での、大変重要なイベントだ。

 

共演者の皆様はいずれも、ビッグネームばかり。

その中で、SILTが中心となるステージだ。

 

今日のイベントも、

今度のとある国でのイベントも、

以前にお世話になったイベント会社さんからの依頼だ。

1つ1つの積み重ねが、今に繋がり、そして未来に繋がる。

 

何日も打合せをし、

何日もかけて作品を作り、

何日もかけて稽古し、

その数か月が、今日の本番10分間に凝縮される。

もう二度と上演されることのない作品だ。

 

明日もまた別の、

国際的な重要なイベントの打合せが待っている。

 

今日までの長かった仕事を終え、

また明日から、一からはじまる。