TEDxKobe2016 アフターリポート | サンドアート集団SILT船本恵太のアメブロ

TEDxKobe2016 アフターリポート

2016年6月12日に、
神戸ファッションマートで開催された
TEDxKobe2016
のアフターリポートです。





ボランティアスタッフ150名によって運営されていました。
観客は440名に及びました。
登壇者やスポンサーなども含めると600名よりも多い人数でした。
日本に20数か所あるTEDxの中でも、有数の規模だそうです。

公式サイト http://tedxkobe.com/



前夜祭にて






リハーサルにて



TEDxKobe2016のサンドアート作品は、朝が作りました。



クジラのシーンのみ船本のアイディアです。



朝は、サンドアートパフォーマンス集団SILTのメンバーで兵庫県生まれ兵庫県在住のサンドアーティストです。

こちらがツイッターアカウントです。
@asa0silt



前半のシーンを朝が1人で描き、後半からは船本と二人で描くという構成にしました。それによって、「繋がり」を演出しています。

TEDxKobe2016のテーマが「Spring out in unity」というものでしたので、人と人との繋がりの尊さを表現しようと思った次第です。





TEDxKobe2016のライブ映像はネット生配信されました。

別会場の劇場でもライブ中継上映されました。

そして、これからまたYouTubeで配信されることになります。






こちらが本番の記録写真です。





















船本恵太によるスピーチ全文

「SILT」とは、砂よりもさらに小さく砕かれた状態の物質を指し示す言葉です。

自然界において、私達人間一人一人は、とても小さな存在です。

その意味を込めて、この言葉を、我々のチーム名としました。

しかし、人間は、その繋がりによってコミュニティーを形成することで、大きな存在にもなりえます。

サンドアートもまた、一粒一粒の小さな砂粒が集まることで、1つの絵が作り出される創造性を秘めています。

時間をかけて人の手によって作られたその砂絵は、次の瞬間には崩れ去り儚く消え去ります。

熊本、福島、そして神戸。

崩れた砂からまた、人の手によって新たな砂絵へを作り出す。

サンドアートはまるで、人生そのもののようです。

人の繋がりによって形成されるコミュニティーそのもののようです。

崩れ去っても、力を合わせて再び立ち上がる、それこそが、人の持つ真の力ではないでしょうか。

この日本でSILTを結成して4年、全国をまわりライブやワークショップを行ってきて、まざまざと感じてきました。

砂に触れる手と手。

重度の身体障碍者の子供の、動かない手が動き笑顔になる瞬間。

「サンドアーティストが描いた砂絵を、どうして消しちゃうの?」と先生。

私達は答えました。「いいんですよ。消すのもまた、サンドアートですから。」

支える先生たちの笑顔の連鎖。

サンドアートの魅力は、「繋がり」そのものにあります。

その歴史は、黒いお盆の上に白い砂で描かく日本の砂絵の伝統文化である「盆石(ぼんせき)」、チベット僧が修行として数週間をかけて描く砂曼荼羅、果ては太古のナスカの地上絵までさかのぼれる、原始的なアート。誰しもが幼少期に体験する砂遊び。

手と砂だけ。

だから、心に入ってきます。

だから、言葉もいらず、スッと、繋がれます。

最後に、「SILT」という言葉の意味についてですが、砂よりもさらに小さく砕かれた状態の物質とは、ようするに「泥(どろ)」のことなんです。

それを知って私はますます、この言葉をチーム名にしたいと思いました。

泥臭い生き方、泥にまみれて働き生きる。

なんて人間らしいんだろう。

そう思ったからです。

それでは、私達「SILT」による、サンドアート「新しい神戸」を、どうぞご覧ください。






音楽は、船本恵太が作曲し、ピアノを演奏し、アレンジしました。

録音は、録音エンジニア渡部誠が担当し、録音スタジオ「音のメルヘン屋」にて収録とマスタリングを行いました。









こちらは、ご来場者の方々の感想です。


































































アフターパーティでは、私は体調を崩してしまい先にホテルに戻らせていただいたのですが、朝から報告を受けています。

登壇者さん、スタッフさん、お客さんからとても良かったと感想や応援の声をいただいたそうです。

「神戸の街並みが崩れるところの衝撃は大きかったけれど、その後の繋がりの表現にぐっときて、今も思い出しただけで涙がでそうだ。」

「なんで鯨なんだろうと初め思ったけど、背中に神戸の街並みが乗っていて、そういうことかと納得しました。神戸の躍動が表現されてた!」

スタッフの方は「サンドアートの人気が本当にすごかった。」「一番良かったのはどれかと聞いたら、サンドアートと答えてくれた人が多かったですよ!」というお声もいただきました。



スピーチの最中、お二人ほど、涙されている方々も目に入りました。各地の復興への想いは、日本人皆一つだと思います。



ご来場くださった皆様、ネット生配信をご覧くださった皆様、劇場で生中継をご覧くださった皆様、応援してくださった皆様、本当にありがとうございました。