日曜日に何気なく見た動画。
釘づけになってしまいました。
その動画はは「フェルマーの最終定理」を証明したアンドリュー・ワイルズのドキュメント番組です。
僕は数学や物理に詳しいわけでもなんでもないのですが、それでもこの番組を食い入るように最後まで見てしまいました。
フェルマーの最終定理とは「3 以上の自然数 n について、xⁿ + yⁿ = zⁿ となる 0 でない自然数 (x, y, z) の組が存在しない」というものです。
なんのこっちゃと思うけど「xⁿ + yⁿ = zⁿ」という数式はイメージ的に理解できます。
あくまでイメージ的にですが。
でもそれがなんで証明できないのかはわかりません。
また、どうやって証明するのかもわかりません。
ついでに言うと、この番組の中で引用されている理論や専門用語もまったくわかりません。
ただ、このフェルマーの最終定理はいつ誰が証明できるのかわからないし、永遠に証明されることがないかもしれないと思われていたような定理だったということは間違いないのです。
それを長い年月をかけて証明したのがアンドリュー・ワイルズです。
彼は7年間をこの定理の証明に費やしました。
証明できるかどうかもわからないものに一人で立ち向かっていたのです。
誰も手をつけない、誰もが諦めてしまうようなものに向き合うときの最初の一歩は、どれだけの覚悟が必要だったのだろうか・・・。
この定理が証明されたことによって、どんな影響があったのかはわかりません。
でも、この定理が証明されたことによって、新たな何かがうまれたのは間違いないでしょう。
新たな数式の世界が広がったのだと思います。
数学の世界は僕には想像すらできません。
しかしながら、確実にこの世界は数学や物理学で構成されています。
科学技術の発展にこれらの学問はかかすことができません。
一見自分の世界には関係のないことのように感じてしまいますが、実はすごく身近に存在しているのかもしれません。
一昨年に発見が報告されたヒッグス粒子もそうですね。
遠い世界の、自分には関係のないような発見に思えるけど、実は自分の肉体を形作っているのはヒッグス粒子があるからなんですよね。
肉体というか、質量なのですが、ヒッグス粒子がなければ電子も陽子も原子もバラバラになって、その形を保っていられないのだから。
ん、少し話がそれました。
今回の話題は「フェルマーの最終定理」です。
僕はこの動画を見て、半端ではない覚悟を感じたのでした。
アンドリュー・ワイルズはフェルマーの定理を証明するのが子供のころの夢で、数学者になったのもその夢を実現するためだと語っています。
しかし、大人になってから、その夢を実現するということは、あまりにも途方もないことであることを現実として目の前に突き付けられたのです。
一度は別の道で数学を研究していたけど、やはり彼はフェルマーの定理の証明に取り組むことを覚悟したのです。
そして証明したのです。
こんなにも感動的で興奮する出来事はないと思います。
自分の中にもふつふつと沸き上がってくるものを感じました。
少しでも興味を感じていただけたら、動画を見ていただきたいな・・・。
地味な内容と裏腹に、とてつもないアツさを感じます。