
先日、ランチの帰りに消防署の前を通りかかった。
車両の点検だろうか、署員の方たちがポンプ車や救急車のまわりをせわしなく動きまわっていた。
その様子を真剣な眼差しで見つめる小さな男の子と寄り添うお母さん。
とてもいい景色だった。
幼い子どもの真剣な興味には邪念がない。
純粋に目の前のものに惹かれている。
僕も幼い頃、救急車と消防車が大好きだった。
今でも好きだけど。
そういう幼い頃の憧れが人生を突き動かすんだよね。
大学を卒業して、サラリーマンをしながら消防の試験を二回受けた。
不合格だったけど、あのときの衝動は幼い頃の憧れを実現させたかったという想い以外のなにものでもなかった。
そんなことを思い出した。
この写真の男の子も、ひょっとしたらこの瞬間の景色から消防に憧れるかもしれない。
そう思うと、この景色がとても貴重なものに思えてくる。
いや、この景色に限らず、この男の子に限らず、目の前の世界には憧れや夢を抱く材料はいくらでもある。
まっすぐに見つめれば、そこに必ずなにかがあるのだと思う。
邪念を抱いたり、曲がったものの見方をしなければいいんだ。
いかに素直でいられるか・・・ということなのでしょう。