クリスマスイブの夜、母親に誘われて食事をした。
年末年始、父親の実家への帰省など、
どうしても会わなければならない状況が迫っているので、
家族4人で顔合わせの意味で夕ご飯だけでもという感じ。
父とはリセットが起きて、一致がしなかったときから一度も会ってない。
還暦も母にプレゼントを渡しておいてと、実際に手渡すことはなかった。
やはりというか、父親にあっても実感がない。
血が繋がっている事実は解るが、父という感覚がないから変な感覚。
でも少し、理解のある人かなと思ったところがあった。
兄が年末年始はいまいるところの掃除なりがあるだろうが、
帰省は行くだろう?といきなり核心というか爆弾発言。
母との話し合いでそれは出してはいけないタブーの話だ。
正月に実家に帰れる精神状態かも疑問なのに。
その時、父が『まぁ、帰省は遠いから無理しなくても』と言った。
過敏というくらい人の言動に敏感になった私には解った。
私が人様に見せるのに恥ずかしいから言っているのではなく、
いま、目の前にいる私がこの家族の中に居ても気疲れを起こし、
親戚一同の場に連れて行くには、私自身にそうとうキツイだろうという
気遣いでの言葉だということが。
それが私にとって父親の存在を思い出させる訳でも、
結びつけることでもないことではあったのだが、
父という人は、思っていた以上に私の病気なり心情を理解しているのだなと知った。
20年以上、私を見て来たからだろう。
実家という場所が、家族のいる場所と思えなくとも、
自分の家だと理解出来なくとも、
少し帰れる場所に近づいたような気がした。