マザコンの常識を変える
嫁姑問題研究家
マザコン問題解決コンサルタント 遊歩（ゆうほ）
プロフィール
少し前に「エンジェルフライト 国際霊柩送還士」を
見ました。
海外で亡くなった人の遺体を、国境を越えて、
母国の家族の元へと送り届ける国際霊柩送還士
という仕事があるのを初めて知りました。
ご遺体を遺族の元に無事に帰すだけでなく、
遺族の心に寄り添う姿…
あなたはジャーナリストの
山本美香さんをご存知でしょうか？
ジャパンプレス所属のジャーナリストとして
イラク戦争など世界の紛争地を中心に取材し、
ボーン・上田記念国際記者賞特別賞、
日本記者クラブ賞特別賞などを受賞された方で
2012年のシリアでの取材中、銃撃により殺害されました。
この山本美香さんのご遺体を
「エンジェルフライト 国際霊柩送還士」
のモデルになっている
エアハース・インターナショナル株式会社が
担当したのです。
家族の突然の海外での不遇の死によって、
遺族に強制的に放出される、
罪悪感、恨み、怒り、失望、後悔、
無念、パニック・・・
海外での日本人の死というのは
日本の病院で闘病生活末の死とは違い
事故、テロ、暴動、銃弾の犠牲になるなど
ほぼ「変死」です。
こうした、遺族が現実に
向き合えないぐらいのご遺体の状況を
最後のお別れができるようにご遺体を整え、
遺族に送り届けるのが
国際霊柩送還士の務めなのです。
私はこのドラマを見て日頃から、
負の感情を主体的に
向き合い、丁寧に昇華しておく大切さと
何事も怒りを原動力に
行動してはいけないと
改めて思いました。
そして先述のジャーナリストの
山本美香さん＝当時（４５）と
公私のパートナーであり、
当時取材に同行していた佐藤和孝さんによると
山本さんについて
「本当に腹の据わった人だった」と評し、
「不条理や不正義に対して、『何でこんな世の中なのか』
という腹の底から湧いてくるような怒りが原動力になっていた」
と振り返っていました。
これどういうことか分かりますか？
怒りを原動に行動すると
やがてブーメランのように
自分にはね返ってくるんです。
怖いですけど、でもこれは
宇宙法則です。
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ましてや、怒りを原動に仕事をして、
変死体で家族の元に還るなんて
人として絶対にやっては
いけないことだと思います。
ですから他人を批判して
世の中を変えようとする人が世の中には多いですが
見方を変えたら、自分自身も世の中なんですよ。
目の前の夫を変え、世の中を変えようとするなら
まず自分自身が変わる必要があるのです。
自分自身が変われないのだったら
夫も世の中も変わらないでしょう。
でも、もし自分自身が変われたら
あなたの周りの環境も変わってきます。
しかし、家系の持つ独自の習慣性
というものがありますから
自分1人で自己変革するには正直、難しく
「どうしていいのかわからない」
と壁にぶち当たることでしょう。
そこで第三者の介入によって
自分を俯瞰するというスキルで
視座を上げていくことが
効果的です。
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