週末しっかり寝たはずなのに、
月曜日の朝からなんとなくダルい。
仕事中、簡単なミスが増えたり、
人の話がすんなり頭に入ってこなかったり…。
以前は楽しめていた趣味が、億劫に感じる。
「最近、なんだか疲れてるな…」
もしあなたがそんな風に感じているなら、
それは体が疲れているのではなく、
「脳」が疲れているサインかもしれません。
私たちは毎日、膨大な情報の中で生きています。
朝起きてすぐスマホをチェックし、
通勤中もニュースやSNSを見て、
仕事中はマルチタスクで常に頭をフル回転。
さらに人間関係の気疲れや将来への不安など、
ストレスも絶えません。
脳は、意識していなくても
常にこれらの情報を処理し続けています。
これは例えるなら、
スマホでたくさんのアプリを同時に立ち上げすぎて、
動作が重くなったり、本体が熱くなったりしている状態と同じ。
これが「脳疲労」です。
脳がオーバーヒートを起こすと、
自律神経のバランスが乱れ、
体は元気なはずなのに
「ダルい」「やる気が出ない」
といった不調が現れるのです。
脳がSOSを出している時、
こんなサインが現れることがあります。
✅ 夜中に何度も目が覚める、または寝つきが悪い
✅ 些細なことでイライラしたり、落ち込んだりする
✅ 「あれ、何しようとしてたっけ?」という物忘れが増えた
✅ 文字を読むのが億劫になった
✅ 以前好きだったことに興味がわかない
ドキッとした方は、
知らず知らずのうちに脳疲労が溜まっている可能性大です。
「脳疲労」を解消するには、
意識的に脳を「オフ」にする時間を作ることが何より大切です。
特別な道具も時間も必要ありません。
今日からできる簡単な方法を3つご紹介します。
1. 「ぼーっとする時間」を意識的に作る
「何もしない時間」は、実は脳にとって最高の休息タイムです。
通勤電車の窓からただ景色を眺める、
お風呂に浸かって何も考えずに天井を見つめる、
コーヒーの湯気をただ見つめる…。
情報のインプットを一時的にストップして
「ぼーっとする」ことで、
脳の情報処理が整理され、疲労が回復しやすくなります。
まずは1日5分からでOKです。
2. 「五感」に意識を向ける
考えごとが止まらない時は、
意識を「思考」から「感覚」へ切り替えましょう。
* シャワーを浴びる時、お湯の温かさや水圧を肌で感じる
* 食事をする時、スマホを見ずに、味や香り、食感に集中する
* 道を歩く時、足の裏の感覚や、風の音に耳を澄ませる
「今、ここ」の感覚に集中する(マインドフルネス)ことは、
脳の疲れを癒す特効薬になります。
3. 「耳の後ろ」をやさしくほぐす
実は、物理的に脳の緊張を解くスイッチもあります。
それが「耳の後ろ」です。
耳の後ろのくぼみ周辺には、
頭を支える筋肉や自律神経の重要なポイントが集まっています。
ここが凝り固まると、脳への血流も悪くなりがち。
人差し指と中指で、耳の後ろの骨の際(きわ)あたりを、
やさしくクルクルと円を描くようにマッサージしてみてください。
30秒ほど行うだけで、頭の重さがフッと軽くなり、
視界がクリアになるのを感じられるかもしれません。
真面目でがんばり屋さんな人ほど、
「休むこと」に罪悪感を感じてしまいがちです。
でも、車がガソリンなしで走れないように、
私たちの脳も適切な休息なしには
最高のパフォーマンスを発揮できません。
脳を休ませることは、
決してサボりではなく、
明日また笑顔で過ごすための大切なメンテナンスです。
「今日はちょっと脳が疲れてるみたい」
そう感じたら、いつもより少しだけ自分に優しく、
脳をいたわる時間を作ってみてくださいね。
脳の元気が戻れば、
毎日はもっと軽やかで楽しいものになるはずです。


