今、あなたは一人で頑張りすぎて、
いっぱいいっぱいになっていませんか？
美容なんて二の次になりがちだし
自分の時間なんてまるでとれない・・。
そんなふうに、
女性でありながら女性性を閉じ込めて
何もかもを一人で抱え込んでいると
あなたの心が保てなくなり
ココロと体がエンジン切れをおこしてしまいます。
キャパオーバーに気づかずに
ひとりで抱え込み続けると
身近にいる人に対して競争をしかけたり
コントロールしようとする傾向が強くなります。
また、キャパオーバー状態を続けていると
心と意識が繋がらなり
さらに、この状態を麻痺させるように
「理論（正論）」で自分自身を武装するようになり
相手を負かすことで自分を保とうとしやすいのです。
でもそれは、自立して自分の足で立ち、
一生懸命に頑張ってきたんですもの。
そうなるのが当たりまえというか、
それだけあなたが真剣に生きてきた証拠なんです。
ついつい人と張り合ってしまうのも
自分の痛みを感じないようにするため、
つまり
「自分を守るため」にしていることでもあるのです。
実はこのような方、本当に愛情深い方が多いのです。
そして忍耐強さにかけては
ずば抜けています。
なぜなら、
自分以外の人達のための面倒ばかりみていて
「皆のために、やってあげなくちゃ！」
という思いが根付いているから。
「辛い」「苦しい」を言わずにじっと耐え
周囲に愛を与え続けているのです。
でも、キャパ以上になっても与え続けるからもんだから
あなた自身が、枯渇してしまうのです。
周囲は受け取れるかもしれませんが
あなたの心と身体は、
悲鳴をあげているかもしれません。
体のどこかが痛い、だるい、眠れないなど
気になる症状がある場合、
それは生物に備わった「リセットしましょう」の合図です。
心と身体の声を無視続けると
大きな病気を招く事態に陥るかもしれません。
でも、今まで誰にも頼らず走り続けてきたのですもの・・・
今更どう、変えていけばいいのか
「分からない」と感じますよね。
その気持ちよーくわかります。
何を隠そう私自身もそうでしたから（笑）
なにか手伝おうか？と言われても
「平気！大丈夫」と明るく断って
人からの手助けはいりませんと拒絶・・・
その割には、自分の内側に
「辛い、苦しい」の気持ちを持ち続けている。
武装しまくって、ときには男性と張り合い
正論で戦うオンナだったので（笑）よく分かるのです。
でも、今の年齢になり、
たくさんの経験を経て思うのは、
『頼ることもあり』だということ。
これって、
相手の思いを受け取ることに繋がるし
声をかけてくださった方にとっては、
素直に受け取ってくれたほうが
嬉しいことでもありますよね。
今では、相手への思いやりでもあるのかなぁと
思えるようになりました。
それに、張り合うよりも
相手の凄さや才能を認めたほうが
戦うよりもよっぽど楽なんです！
相手にも自分にも、
よい循環へと変化していくなぁと
感じられることが増えてくるのですよ〜。
いま、
自分に頑丈な鎧を着せてガードしてしまう人は
毎日自分のために
ほんの短い時間で良いので、
自分に愛情を向けてあげてみてください。
これが、鎧を纏うよりも
自分にとっての助けになるのです。
多くの方は、人に対しては優しいのに
自分自身には厳しいことが多いです。
それに、人には心で繋がれるのに
自分には頭でつながってしまいがち。
まずは、人に接するのと同じように
自分にも接してあげてほしいのです。
具体的には、自分に触れるときに
「優しい気持ちを送ってあげる」という
セルフセラピーがあります。
私たちの体は、とてもかしこいのです。
自分の肌に触れて
そこに優しい意思を向けてあげるイメージを持つと
心の深いところ（潜在意識）にその気持が届き
「自分自身が優しくされているなぁ」と
感じとることができます。
体と心は表裏一体なので
敏感な方は、「じんわり〜」と、
体全体に優しさが伝わってくるのが感じられるでしょう。
わたしが提唱しているのは
毎日のスキンケアのついでの数分間。
自分の肌に触れながら
自分自身を慈しみましょうとお伝えしています。
「がんばった自分」
「苦しかった自分」
「悲しかった自分」
ありのままの感情に寄り添いながら
いつものケアをしてみてください。
体のどの部分に痛みを感じるかなど
自分自身を観察してあげるのもよいでしょう。
そして自分自身に触れるときは
とにかく優しく褒めてあげてほしいのです。
「がんばったねわたし、偉かったよ」
「人のために行動できて、優しいね。わたし」
など
人にかけてあげる言葉と同じような言葉を
自分自身にかけながらケアをしてみます。
このように毎日ほんの数分でも、
自分自身を受けとめてあげることで
切れた感情と心が繋がりやすくなってきます。
そして、これを繰り返していくうちに、
自分を攻撃するよりも
優しくしてあげたほうが
遥かに気持ちが良いと感じられることでしょう。
そしてもうひとつ大切なことは
「助けてください」が言えるようになること。
誰の人生にも、
痛みや苦しみがあるものです。
自分のありのままの苦しみに
自分自身が寄り添ってあげること
それは弱さではないのです。
そして、
あなたを大切に思う人達へ
頼ることも愛情のひとつだと感じてみてくださいね。
そんなふうに、少しづつ少しづつ
「頑張るーーーー！！」を手放していき
緩やかに、靭やかに時を重ねていくと
いつの間にか「自分としっかり向き合うこと」
ができている、ということに気づくでしょう。
これこそが、
人生を好転させるきっかけになるかもしれません。
あなたの人生が、より満ちたりたものとなりますように。
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