辛いのに辛いといえない。
誰にも頼ることができない。
皆さんの周りにも
こんな風に弱音を吐くことができない
という人、いませんか。
何を隠そう、
以前はわたし自身が
こんな性質を持ち合わせていました。
サロンを運営していた頃は
平均労働は一日14時間（汗）
休みはほとんど取らずに
働き詰めの毎日。
営業は終了しても、
片付けや顧客管理、日々の日報、集計
いつまで経っても仕事は終わらず
お風呂に入りたいけど、お腹も空いている・・。
で、結果
お風呂に入りながらご飯を食べる
なんてことをしていました（笑）
結局、病気を拗らせ
経営を退くことになったのですが
この頃のわたしは
自分には頑張り続けるしか方法はない。
なんて、思っていたのですね。
潜在的に無価値観や罪悪感がある場合
必要以上に自分を奮い立たせ
限界まで追い詰めるということを
してしまう場合があります。
なぜかというと、
そこまでやってはじめて
自分の価値を認められるからなんですね。
他人からみたら充分なほどやっていても
自分が自分を認められない。
そして、自分を酷使することで
自分に罰を与える。
これは、無価値感や罪悪感という感情が
関係しています。
どうしてこんなことが起きるのかというと
いずれも潜在意識の中にある
厄介な「ココロの癖」が
居座り続けているからなんです。
わたし達は誰しも
望む未来を創造するために
この世に生まれてきています。
なのに、このような感情があると
幸せな未来が程遠くなるということ
わかりますよね。
なぜなら、
自分の思考が現実をつくり
目の前の世界を決定するからです。
え！それなら
この苦しい現実も
こんなはずじゃないという現実も
自分自身が創っているということ？？
そんなこと望んでいない！！
と、思うかも知れません。
でも、今の現実世界は
あなたの思考が創ったもの。
これには例外がないのです。
自分の思考が現実世界を創り出している
という法則を知りさえすれば
どんな世界も自分が創造していたんだと
腑に落ちてくることでしょう。
ですから逆に考えれば、
あなたは「本当に望む世界」を
創り上げることだってできるのです。
でもそのためには
今までの古い考えから
新しい考えを入れて修正していく
必要があります。
パソコンでいったら
古いOSから新しいものへ
アップデートし続けるといったかんじ。
そうやってものの考え方を変え
思考を変化させていくことで
現実世界はいくらでも変えられるのです。
さて、人に頼ることができないという人は
「人に頼ること=迷惑を掛ける」
と考えることが多いですね。
仕事がいくらキツくても
人にお願いすることはおろか
笑顔で「大丈夫！」なんていって
強がっちゃったりもします。
ですから周りの評価も高いでしょうし
実績も実力も、それなりにあることでしょう。
これは一見すると、
責任感があり、素晴らしいと思えますが
じつはこのことこそが
人に迷惑をかけ、人を遠ざけてしまう
原因になることもあるのです。
例えば、あなたが限界を感じながらも
「これはわたしの仕事だから」と
一人で仕事を抱え込んでいたとします。
本当はチームで協力していくことで
もっと生産性も作業効率も、結果も
よいものになっているかもしれないのに
あなたのプライドや意地のせいで
それが叶わなくなり
周囲の人達の仕事にも
差し支えが生じるかもしれません。
もしかしたら病気になり
仕事を続けることができなくなるかも知れません。
つまり人を頼れないということは
みんなを困らせてしまうということにも
なりかねないのです。
当時のわたしも
「誰も助けてくれない」
「一人でやりこなさなくちゃ」
なんて考えを持っていましたが
自分が意地を張って
人を寄せ付けずにいたのに
「誰も助けてくれない」だなんて・・・
ちょっと違いますよね
思い上がりも甚だしい・・・
今となっては恥ずかしいです。
そうはいっても
長年このスタイルでやり続けてきたから
どう考えを変えていけばよいのか
分からないと思うでしょう。
そんな方に、わたしがいいたいのは
あなたが思っている以上に
世界は愛に溢れているということ
これを知ってほしいなと思うのです。
きっとあなたの周りには
あなたの力になりたいと思う人
なにか役に立ちたいと思っている人は
たくさんいるはずです。
ですから、意地やプライドを手放して
誰かに頼ってみるという考えを
ほんの少し取り入れていくだけで
潜在意識にへばりついた
ココロの癖も少しずつ浄化されていきます。
あなたに向けられた愛にも
気づいていくことが
できるようになるでしょう。
視点が少しづつ自分以外になってくれば
頑なだったあなたのココロにも
やがては変化が訪れてきます。
ちなみにですね
「誰にも頼りません！自分一人で解決します！」
という女性、他人視点からみると
いかがなもんでしょう。
きっと助けてあげたくても
隙がなく、冷たく断られそう
と、思われるでしょうね。
もしかしたらそうやって
知らないうちに誰かを
傷つけているのかも知れません。
頼る、甘えるということは
相手に委ねる、信頼する
ということにも繋がります。
人は一人で生きているのではないですし
誰かと支え合って成長していくもの。
そのことを意識するだけで
女性性も高まっていきますし
周囲の人の愛により気づくことが
できるようになるでしょう。
人の愛に気づき
そして心から感謝をする。
これを続けていくことで
あなたの辛かった現実世界が
満ち足りたものへと変化しはじめます。
もしかすると
頼れないあなたは
誰も知らないところへ行きたいとか
思い切って転職したいとか
そんなふうに考えていたかも知れませんね。
でも、これを知れば
そんな大それた事をしなくてもよいのです。
だって、ただ変えるのは
あなたの考え方だけですから。
今日は、わたし自身が経験し
そして変化したことを伝えることで
悩んでいる方への
一助となれればと願い
書いてみました。
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