今日から仕事に出た。普段に比べ電車は空いていた。挨拶等で梅田界隈を歩いたが、普段の大阪とは少し空気が違う。東京の街中を歩いてるような感じがした。
本町で繊維会社経営の旧友と久々にメシを食いながら話した。もう25年の付き合いになる。日頃は中国上海等への出張が多く、日本には殆どいない。半年ぶりに会ったが物凄く痩せており、日頃の激務が覗える。「また時間があったら一杯行こか」新地でゆっくり飲んだのも2年前になる。
帰宅後、夕食時にテレビをつけるとキャンディーズのドキュメンタリーをやっとった。再放送みたいやった。
最近のテレビでは「泣きながら生きて」の次に良かった。キャンディーズがステージ上で解散宣言し号泣する様は感動した。そこには今の芸能界に蔓延る予定調和なんか全くなかった。直向に生きた3人の女性の姿、この時代の日本が垣間見えた。遠退いた昭和という時代の熱さがあった。
ステージ上の3人のMCは、情感のこもった非常に丁寧で綺麗な日本語やった。
「美しい国」という言葉が頭を過った。なんで今更こんな言葉なんやろ。そこには現代日本が失った全てがあるんやないかと感じた。言葉遣いひとつとってもそうやと思う。関西弁もほんまはは綺麗な言葉やのに若い子らはあんまり喋らなくなってる。こうした風潮はアメリカ村崩壊の頃から兆しはあった。
キャンディーズの時代、日本は今より豊かでなく総中流と言われとったけど、生きる喜びや楽しさはもっとあったように思う。「頑張っとったらそのうちええことあるよ」と思える空気があった。今はそれが足らんのや…とつくづく感じた。