だいぶ時間が経っちゃいましたが、家族ゲームの番宣で放送されたとくダネ!のインタビュー内容がとてもよかった!切り込んだ話がたくさんありました。いくつか引っかかったところについて書いてみようと思います。



●「そこだけではないんだよな」

櫻井翔であることに疲れたことはありますか?というインタビューに、少しの間を持って「そこだけではないんだよな」という思いはあったと答えた翔さん。

笠井さんに気が短いの?とつっこまれて、「気が短いというより、気が短かった。感情を表に出していたんでしょうね」と返していた翔さんの言葉に、今より若いデビュー当時の翔さんの姿が頭に浮かびました。あまり昔の嵐さんについて私は知らないけど、昔の彼らの姿を見る機会は今までファンとして過ごしてきた中で何かしらありました。一部のことなら調べればわかる時代でもありますしね。確かに、若い頃の翔さんって、今よりどこか鋭さをまとってるように見える。その頃の翔さんの年代なら大体の人は普通の道を歩いていればこれからの進路に十分迷いがある歳で、突然敷かれた道に立っていなければならないとしたら、その不安はきっと計り知れないものだったと思います。

優等生なパブリックイメージを窮屈に感じないのは、真面目さとか、努力家な一面とか、翔さんが本当に持っている一部分だからかな。彼らの世界で「そこだけではない」とイメージの裏側を見せることは一人の意思だけでできる行動でもないんだろうなぁ。下るにしても上るにしても読めない流れが早い世界の中で、嵐さんみたいに変わらずに普通でいることもとても簡単なことではないと思うんですけどね。ここ最近になって自分が思うこれからについての話を聞く機会がたくさんあったけど、2011年に発売されたCUTで翔さんはこんなことを言ってたんです。



―嵐の仲の良さがお茶の間レベルで理解されていて、日本全体がホームになっている感じというのは、本人的にはどのように思われてるんですか?


「それはすごい嬉しいですよ。年齢もあるのかなぁ、今までの活動もあるのかなぁ……10年前は苦手だと思ってたことが、今は全部嬉しいもんね」


―こういう状況が続いてるという意味では、今すごく満たされている状態ではあるんですかね。


「まぁ、正直、枯渇感みたいなものはないかもしれない。だけど、やっぱりこんな状況がいつまでも続くとは思ってないから……『今後の目標は?』みたいな質問は、すごく怖いよね」



このテキストとてもお気に入りなのだけど、これを読んだ辺りから翔さんがどんな景色を見ているのかがずっと気になっていました。わたしが5人の中で特に翔さんが大好きでかっこいいなと思う部分で彼の言葉はその一つなのですが、笠井さんも言っていたけどインタビューが何回も止まるくらい、相手がどう思うかを汲んで言葉を紡ぐ。翔さんは「テレビだから」なんて言ってたけど、伝えるということをとても大切にしているのはいつでも同じだと思いました。今回のインタビューではそんな翔さんの姿がたっぷり見られたのも良かったです。いつだってちゃんと形にしてから欲しい言葉をくれるなぁ。家族ゲームというちょうどいいタイミングも重なって、やっと見せてくれたこの返事を探すのに約二年間かけたのか…と思うと、もうね……!!この人たまらなくかっこいい!とか思っちゃうし、これからが楽しみでわくわくさせられちゃうわけで。

増えていく意思の中に埋もれて身動きが取れなくなるようなことにはなりたくないんだ、前に進みたいんだという気持ちがずっと軸にある翔さんのまっすぐなメッセージに触れてしびれるときに、やっぱりわたしは嵐が好きだし、翔さんが好きなんだって気持ちを肯定された気分になります。



ちなみに、今のところ家族ゲーム関連の雑誌で目を通したものの中の1つ、FREECELL特別号18で、ガツンと印象に残った一言はこれ↓



―そうすると対吉本荒野戦の勝負ってすごく重要ですよね。


「重要ですよね。まぁ最近、重要じゃない勝負はほとんどないんだけど(笑)」




●「はじめて聞かれました」

昔更新されたオトノハなんかで家族との話をみかけられたことはあったようですが、こんな風にアイドルの仕事を通した自分と親との話なんて翔さんに限らずあまり見たことのない切り口でした。

いつ頃からアイドルという仕事を親に認めてもらえたのかと聞かれ、初めて聞かれましたと答えながらちらつかせた、少し困ったような苦笑いのような複雑な表情が印象的でした。

いつやめるんだと聞かれて、いつかやめようと思う気持ちはデビューしてからも持っていて。犠牲にしてきたものはたくさんたくさんあったと思うけど、敷かれたレールの上で毎日進んでいるのに自分が望んでいるものからは遠ざかっていく矛盾した不安から、逃げなかったから掴めた今。よく翔さんは記憶を景色で覚えてるというけど、これからも新しく記憶に残るきらきらした景色が増えていく背中を見たいよ!



●「ゆったりした毎日を過ごすんです」

笑いながらもそう言い切った翔さんの中にある幸せのイメージが、いつか形になったらいいなぁと思わされるものがあったなぁ。櫻葉デートの浜辺での二人の会話を思い出します。