バセドウ病の方からご質問いただきましたので、バセドウ病とアロマについてです。
バセドウ病とは甲状腺のはたらきが異常に活発になることで甲状腺ホルモンが過剰に産生される病気のことです。
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《症例》
47歳女性。
体調不良から病院での血液検査で甲状腺亢進症(バセドウ病)と診断されお薬を飲み始める。
マジョラム、ローズマリー、フランキンセンス、ミルラ、レモングラスをデコルテ、鎖骨周り、首筋に塗布する。
上記ブレンドをローションに混ぜたものを渡して、1日に4回ほど塗布するように勧める。
また、ミネラル、ビタミン、やポリフェノールなどのファイトケミカルなどの各種サプリメントを積極的に飲用するように勧める。
体の調子が飲用塗布しはじめてすぐに良くなり、不定愁訴は改善されて、お薬をやめても大丈夫になる。
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『ミルラ』には、
2つの研究論文があります。
これらの研究では、ミルラが炎症を引き起こすサイトカインを減少させ、それが自分の細胞が自分を攻撃する様な動きを減少させてくれるとしています。自己免疫疾患を持っている方に対して、よい働きかけとなるでしょう。
『レモングラス』
甲状腺疾患や自己免疫性疾患のクライアントさんに対して、抗炎症作用と抗真菌作用からのアプローチ方法として有効だという研究があります。2009年の研究で、レモングラス油が、炎症誘発性であるサイトカインIL1ベータ及びIL-6を阻害することが示されています。
他にも4つほど、研究論文があり、アレルギーや炎症性の治療にも有効であると結論づけ、
抗ガン作用も有するという研究もあります。リュウマチにも昔から使われ、皮膚刺激がありますが、それだけ効能も強いといえるでしょう。
「Anticancer activity of an essential oil from Cymbopogon flexuosus.(Sharman,2009)」
もう一例の体験談をいただきました。
多くの方の参考になればと思います。
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ヨーダ先生
こんにちは。
いつも素晴らしいお話をありがとうございます。
私の場合、メディカルアロマに出会う前にバセドウ病がひどくなり、伊藤病院で服薬治療を続けていたのですが、これ以上薬を増やせない位まで飲んでも亢進症を抑えられなかったので、甲状腺を全摘したんです。
全摘して3年後くらいにメディカルアロマに出会いました。もっと早い段階でアロマと出会い、ミネラルなどのサプリもをしっかり飲んで、甲状腺ホルモンの働きを正常に戻すことができたら、手術までやらなくてよかっただろうなーと感じました。
目が眼球の奥から押されて、とにかく疲れるので、リラックス系のオイルを香って、脳から緩ませてあげられれば、きっと緩和したと思います。
眼球突出は顔相が変わるのですごく悩んでいて、伊藤病院に紹介されたオリンピア眼科がバセドウ眼症の症例をたくさん持っているので、検査などで行きました。
http://olympia.net/
眼球突出については、全摘をして数値が落ち着くにつれて、奥から眼球が押されてくるような感じは和らぎ、今はさほど気にならなくなっています。
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Mさん大変な経験をありがとうございました。
Mさんを施術したKさんのコメントです。
Mさんと初めてお会いしたのは産後3日目でした。
助産院の施術ルームに入って来られた時のMさんはヨタヨタと歩かれており、むくみと眼球突出がありました。
うつ伏せになっていただき、アロマケアテクニックをさせていただき20分後に起き上がられたMさんのお顔はまるで別人のようでした。
顔のむくみが取れ、眼球の突出も引っ込み、
『あ!これがMさんの本来のお顔なんだ』と思いました。
ご本人も『すごく体と目の疲れが取れてやっと自分に戻れた気がします』とホッとされていたのがとても印象的です。
一度のアロマケアテクニックで眼球突出があんなに落ち着かれたのは私にとっても驚きの体験でした。
おそらくアロマケアテクニックで自律神経が整い、産後興奮状態にあった交感神経が落ち着き、副交感神経が優位になった事で眼球突出、むくみがおさまったのだと考えます。
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Kさん、ありがとうございました。
一人でも多くの方の参考になれば嬉しいです。
(エッセンシャルオイル家庭医学より)
(アロマティックメディスン協会)
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