先日、乳癌の癌マーカーが下がったご報告いただいたSさんからさらに、ご自分の妹さんようつ病の体験についてメールをいただきました。
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私の妹は、旦那さんと子供2人の4人家族で隣の市に住んでいます。妹は2年前の転職を機に鬱になっていきました。
何もやる気が起こらない。ご飯も作れない。なぜか涙が出る。食欲もない。眠れない。
『自分がうつになるなんて思わなかった。』と涙目に涙声で言ってきたのを鮮明に覚えています。
表情も乏しく、声も沈んでいました。
こんな妹の姿を見たのは初めてです。
なんとかしなければ!と思い
私が最初にやった事は、アロマケアテクニックです。毎日してあげる事は出来ないので『足の裏でもいいから毎日塗って』とアロマケアテクニックで使用する精油を渡しました。
さらに、植物系ミネラルも毎日飲むように3本渡しました。(ミネラル不足は、思考もマイナスに傾く。と聞いた事があったので)
後は、毎日電話で何気ない日常会話をして声のトーンから状態をうかがっていました。
すると、1ヶ月経った頃から声のトーンが明るくなり、2ヶ月経った頃には完全に明るさを取り戻した感じがしました。
『体調は、どう?』
と聞くと
『えっ?何が?』
という返事が返ってきました(笑)
妹は、アロマケアテクニックで使う精油を毎日自分で塗り塗りしたそうです。全部の合わさった香りがすごく好きと言っています。
病院にお世話になる前にアロマケアテクニックとミネラルで改善できた事に驚きながらも感謝です。
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植物系ミネラルが不足すると脳はどんな影響を受けるか?
🔹鉄が不足した場合
鉄が不足すると大量に酸素を必要とする脳は充分に働けなくなります。その結果、物忘れがひどくなったり、集中力が低下したり、落ち着きがなく、うつ状態になったりし、学習能力も低下します。
🔹カリウムが不足した場合
「毛髪ミネラル検査」において、低血糖症の人はカリウムとナトリウムが低いことがわかっています。※低血糖症はうつ病の原因になります。
🔹亜鉛の役割
亜鉛は、細胞や組織の成長や代謝に必要なミネラルで、細胞の発生や増殖を促すインスリンを構成する物質です。また亜鉛は脳に対する鎮静作用があります。
🔹クロムが不足した場合
クロムは、インスリンの働きを助けて血糖値を正常に保つ作用があります。クロムが欠乏すると嗜眠(眠り続ける)、気分の動揺、集中力の低下、記憶の障害などを起こすといわれています。
🔹カルシウムが不足した場合
カルシウムの99%は、骨と歯の中に存在しています。残りの1%が軟組織と血液の中にあって、神経に決定的に影響を与えます。カルシウム不足は、うつや記憶障害、不眠、怒りっぽさ、イライラ、緊張傾向に関係していると考えられています。
🔹マグネシウム
マグネシウムは自然の精神安定剤であり神経過敏を軽減します。精神医学的なうつでは身体全体のマグネシウムが低く回復と共に増加します。多くの不眠症患者にはマグネシウム不足が潜んでいます。マグネシウムは多くの食品に含まれていますが、一日の必要量を1つの食品だけで摂ることは困難です。(注:米国では100年以上前の1日当たりのマグネシウム摂取量は400 mgで近年は250 mgに減少している)
マグネシウムは、過剰なアルコール摂取や利尿薬の長期投与などにより不足が生じることや、さらに精神的ストレスにより生体内のマグネシウムが量的に低下することが知られています。ストレス社会といわれる現代は、マグネシウムの低下を起こしやすい環境です。
【マグネシウム投与による大うつ病の早期回復】
2010年に米国の研究者らは、マグネシウム投与により鬱病の早期改善が図れた報告をしています。
抗うつ薬は必ずしも有効ではなく、特に若い人たちの自殺者数の増加を引き起こすことが問題視されてきました。マグネシウム不足は神経疾患を生じることが知られています。
全粒小麦に含まれるマグネシウムのわずか16%が小麦粉に残り、マグネシウムはほとんどの飲料水の供給から除かれ、農地からもマグネシウムは除かれて、ヒトはマグネシウム不足に陥っています。
今回紹介する研究報告では各食事と就寝時に125~300 mgのマグネシウムを摂取することで、大うつ病からの迅速な回復(7日未満)が示されています。マグネシウム投与は、一般的な用量でうつ病の治療に効果的であることがわかりました。これら大うつ病に関連および併発する精神疾患に含まれる外傷性脳損傷、頭痛、自殺観念、不安、神経過敏、不眠、産後うつ病、コカイン、アルコールやタバコの乱用、カルシウムに対する高感受性、短期記憶喪失及びIQ低下も改善がみられました。
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