自らを暴走老人といい、国民への遺言だという石原さんが、国会で質問したという。
私は、全く見ていないが、彼の発言や言動を見ると、どうも来島又兵衛を思い出してしまう。
来島又兵衛、、
「竜馬がゆく」に登場する長州藩の老人である。
かの吉田松陰とも親交のあった又兵衛は、みなから「じじい」と呼ばれている。
その「じじい」がいきり立つ場面が痛快だ。
死を決して、京都へ殿の汚名を晴らすべく遊撃軍をひきいて陳情に上洛しようと企てる「じじい」を高杉晋作が必死でとめる。。。
が、
「だまれ小僧!」
「晋作、腰が抜けたか!」
と説得する高杉に大喝する又兵衛。
まったく話にならない。。
京に上洛すると今度は桂小五郎らに暴発せぬようになだめられ、、ふむふむと一応に話を聞き終わると
「腰抜け侍っ」
と大喝。
とにかく手に負えないじじいなのである。
小説では又兵衛は五十歳。
はなから死を覚悟している。
その後、蛤御門の変で見事に槍に胴を射抜かれて死ぬ。
まるで死に場所を探しているような暴走ぶり。。。
気持ちは痛く分かる。
竜馬がゆくの(5)での場面でした。