今朝、テレビで作家の五木氏が出ていた。
彼独自の養生法をいろいろ話していたのだが、
面白かったのが、ヒマラヤの岩塩をカバンの中に忍ばせていて、
疲れた時やボーッとしたときに、その岩塩をペロペロなめるというもの。
大きかった岩塩が小さくなったと自慢していた(笑)
なんだか美味しそうである。早速試したくなった。
それに彼はほとんど病院へは行かず、健康診断もせず、ひたすら自己の治癒力で病を治していたのだという。
あまり、頻繁に医者にかかると、動物本来持つべき治癒力が鈍るというのだ。
ほう、一理ある。
ただ、
この方法は、かえって症状が重症化する場合があるから、そうなっても良いという覚悟が必要だと真顔で言っていた。
ここは、笑うところだと思うのだが、テレビのアナウンサーは皆まじめだから、皆うなずくだけである。
さらに、五木氏は続ける。
「私は、風呂には2回入るけど、体は決して洗わないんです。」
「はあ、」
「昔、遠藤周作さんに、体を洗うといったら、『それはダメだ!』としかられたんです。」
「・・・・・?」
「せっかく体から大切な油分やら何やらが出ているのに、それを石油なんかで洗いながしてはいけないって。。。湯船につかるだけで充分汚れは取れるんだって。」
(まだ、笑わないアナウンサー)
「試しに、そんな湯船の湯を飲むと、なんとも言えない味がするからわかります。」
(ここで、はじめて苦笑いするアナウンサー)
「えー、五木さんは湯を飲んでいるんですか?」
「いやいや、飲まなくてもなめると味が分かります。」
「はあ、、、」
「それに、私はもう3ヶ月も髪の毛を洗っていない。」
「!!!」
「はじめのころは臭うけど、3ヶ月もすると匂いもなくなる。」
「・・・・」
ガハハハハハ、たまらずテレビを見ている私が笑いだしてしまいました。
なんという爺さんなんでしょう。
ここまで来ると、爺の戯言ですな。
しかし、楽しい人でした。