今晩遅くに、看護学校で教師をしているMさんが来院されました。
聞くと、背中が猛烈に痛いとのこと。。。
みると、背中が盛り上がっています。
腕もかなり痛くて動きが悪い。
「何かしましたか?」
と聞いても、
「特になくて、最近激務だったから、、だんだん痛くなってきて、もう限界なんです。」
とのこと、
痛い部分は、少しだけ押しても痛い様子、手のひらで、筋肉を伸ばすようにしても、
「いた、いたたた」
と辛そう。
東洋医学でいうところの、「実証」(じっしょう)という状態です。
こういうときに助かるのが石!!
しかも温石!!
熱ーい石を痛い部位に、ジュッーーーっと温めます。
Mさんの様に、とっても痛がる人の場合、熱さを感じない場合がほとんどなので、、、
信じられないくらい長い時間温石をあてても平気です。
「熱くないですか?・・・・もう熱いでしょ?」
と心配になって何度も聞きますが、
「いえ、ぜんぜん、・・・いま少し温かくなってきました」
などと、びっくりするぐらい鈍になっています。
しばらく経つと、やはりいくらなんでも
「あ、熱くなってきました」
となります。
すると、あら不思議、、、あの盛り上がっていた部位がやわらかくなって、、、
手のひらで、筋肉をぐいぐい伸ばしても、痛がる様子もありません。。。。
まるで、それは、筋肉が溶けるようなのです。
東洋的にもうしますと、冷えがとれて気が流れた状態なのでしょう。
Mさんも、そうなると、
「ああ、なんだか全身に血が巡って、、楽になりました!」
と喜んでもらえました。
Mさん、
「ホッカイロで背中を温めていたんだけど、、、やっぱりそれだけじゃダメなのね」
そ!、やっぱり石がいいんです。
えへん、えへん、