腰の激痛で来院されたOさん。
とにかく、じっと座っていられないほどの激痛がするとのこと。
今朝起きたときから、なんとなく痛かったらしく、ストッキングをはいているとき本格的に痛めたらしい。
それから午後にかけて、徐々に痛みが増してとうとう仕事を投げ出して来院されたということ。
そりゃあ痛そうでした。
でも、腰痛が普段からあるOさん、、、いたって元気にお話はできます。
で、腰の痛みの話はもちろんですが、他にも話は盛り上がるわけで、
私の話の途中に
「イタタタタター、イーーターーイ」
と。。痛いとの反応に会話を止めて、、
「・・・うーーん、、じゃあ、これはどう?」
「・・イーー、痛いけど、なんとか平気です!」
となると、さきほどの会話の続きとなる。
「そうそう、そのiフォン!あと数日しかないんだよ、キャンペーンは、」
「・・いいなあ、先生は普通で、、なんか、普通ですよね」
「え?何が、そりゃあそうさ、普通だよ、だけど真剣なんだよ。でも私は痛くないからな~、、だ、だめかな?普通じゃ」
「いえ、楽しくていいんですけどね、ハハハハ」
とのこと、、
なんとか、腰の筋肉を緩めて、仰向けになってもらうと
「さっきより全然楽~、こんなことさっきは出来なかった!!」
と喜んでいただきました。
軽く、腰をのばしながら、
「一番痛めた筋肉は、まだ治らないから本当は仕事を休んだ方がいいよ」
とアドバイス。
「痛めた筋肉の周りまで痛さで張りつめていたから、それがほぐされて今楽になっているんだよ。だから、またしばらくすると痛みがもどるかも。」
とも、
それでも、帰りにはずいぶん楽になった様子で、さきほどよりニコニコしてお帰りになりました。
ぎっくり腰でも、歩ける程度なら施術できるし効果が期待できます。
でも、腰がギリギリまで疲労していることの結果としてぎっくり腰になる訳で、激痛が治っても疲労が全快している訳ではないことが多いです。
ギリギリだから、またぎっくり腰を起こす。
ギリギリを脱するには、しばらくケアするしかないのです。
Oさん、ケアしましょうね!