隠れ冷え性 | ストーンセラピー施術日記

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石の持つ力と東洋医学の経絡経穴論や温熱効果を取り入れたストーンセラピー温石薬石整体術を実践しています。サロンとスクール代表が書く施術記(ほとんど雑記)です。



最近、この隠れ冷え性が話題に。


体温は普通なんだけど、冷える。いや冷え感がある。特に足が冷たい。


こんな方が、来院されました。


施術をすると、肩から首から背中、腰もカチコチバンバン。


この方の場合、明らかに上実しています。


しかも、マッサージの経験があまりないためか、かなり痛がる。


この場合も、上実の症状です。


上実とは?気が上がってしまっていることです。


気が上がるというのが、ピンとこないとい方は、循環が悪くて上半身に気(熱)がこもってしまっている状態をイメージすると分かるかも。




だから、別に体温に変化はないけれども、冷え感がある。足が冷たい。




隠れ冷え性の方は、まずは気を下に下ろしてあげる施術が大切です。


凝っているところをほぐすのも、もちろん大事なのですが、気を下半身に下ろして循環をあげてあげなければ、、、、


のぼせた状態がかえってひどくなることもあります。


つまり、身体全体の循環が悪いまま、気を通そうとすると、上半身ばかりに気が巡ってしまう。


冷えているのに、お風呂ですぐにのぼせてしまう方もこの症状と同じと考えていいでしょう。



具体的な施術の方法は、たとえば肘や膝から末端にかけてあるツボを強く刺激することなどです。

ご自分では、半身浴をするとかやはり脚や足を良ーくセルフマッサージをすることなんかでしょうか。


ともかく、自分は熱(気)の循環が良くないことをまずは自覚することからはじまると思います。



暑い季節にはまったく自覚することが難しい隠れ冷え性の方。


この寒い季節にじっくりとご自分の体質と向き合ってみることも大切かもしれないですね。