はー・・酔ってます。
昨日、何かのテレビで、神風特攻隊員で生き残った83歳の方がテレビに出ていた。
あまり、ジトッっと見ていたわけではないし、途中だったのだが、
出演者の皆が涙ぐんでいたので、悲しい話をしていたのだと思う。
生残った彼の先輩にあたる、特攻隊員の遺族の方が出て来て、出撃前の最後の手紙をアナウンサーが読み上げていた。
アナウンサーの泣き声に釣られるわけではないけど、思わず胸が苦しく、目頭が熱くなってしまう。
「お父さん、お母さん、、、」と家族への最後の言葉に続いて、
「まだまだ国に奉公したかった」と書いてあり、
最後に
「天皇陛下万歳」
と締めくくっていた。
なんと言う純粋さ、なんと言う健気さ、、、
分かっているが、改めて戦争の愚かさへの憎しみと、彼らへの感謝の気持ちが沸き上がる。
ところどころ、実写のテープが流れる。
雨あられのような、砲撃の中を零戦が海面すれすれを飛んで行く映像は、何度見ても身震いする。
思わず、
「がんばれ、がんばれ、もう少しだ!もう少しで、、、」
と体当たりしようとしている機に向かって応援してしまう私がいる。
あの映像に比べて、今はなんて平和な時代なんだろう。。
先の生き残った老人は、
「死んで行った彼らの百、いや千、いや万の一でもいいから今の若者に頑張ってほしい。」
と泣きながら言っていた。
その通りだと思う。
命がけで、仕事をしていると私は思っていたが、まだまだ足りない。
せめて万の一でも、、、頑張らないと申し訳が立たない。
最近新聞紙面をにぎわせている、精神的に衰弱してるお二人にも是非見て欲しい番組だった。