猿娘と夕暮れのドライブに出かけると…
「ねえっ!さっきからずーとあのお星様が付いて来てるよ! な、…なんで?」
と、斜め前方にある宵の明星を指差して、真顔で聞いてくる(ΘoΘ;)
「あれはね、あなたが思っているよりずっと遠くにあるんだよ、だから本当は付いて来ていないんだけど、そう見えるの。」
「ふーん」
「わかってないだろ?」
「…うん、お星様って遠くにあるの?」
「そうだよ、宇宙の彼方だよ」
「宇宙って鼻が詰まってるみたいに息できないんでしょ?」
「へ~よく知ってるね~!」
「私、前に行ったことある!それですごく苦しかったから空気を入れて、息ができるようにしたの!くるしかったよ~」
たまに猿娘は前世?を思わせる妙なことを言う。
ひょっとして前世は科学者だったのかも…と親バカサンチンは思う。
だまってしばらく話を聞いていると、
「私、神様もたくさん作ったの!」
「へ?!それで?」
ひょっとして猿は神か?
「それをみんなにあげるの。そうすると皆が幸せになるの!」
どうやら詳しく話しを聞くと、大昔、神様の像を作って皆にくばっていたらしい。
となると前世は芸術家か宗教家か?
なんだかスゴイ話しになちゃったな~
とにかく将来が適当に
楽しみです