痛いの飛んで行けー | ストーンセラピー施術日記

ストーンセラピー施術日記

石の持つ力と東洋医学の経絡経穴論や温熱効果を取り入れたストーンセラピー温石薬石整体術を実践しています。サロンとスクール代表が書く施術記(ほとんど雑記)です。

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今日は夕方から娘とプールへ行きました。

さて、突然ですが、、、
瀉法とは、実証に対して施す療法です。


簡単にいうと、強い痛みなどの症状や炎症などに行う施術法で、一般的には弱めに施します。


たとえば、筋肉痛とか、お腹がくだして痛いとか、ギックリ腰とかの人を施術するときに、グイグイとやる訳には行かない訳で、必然的に瀉法をしているのです。


ただ、具体的な方法については、各術者個人の意識レベルの問題ですので、様々ありますが、邪(痛み、コリ)をその部位から抜いたり、掘り起したり、他の場所へ散らしたりというイメージを強く持つことがポイントというか、コツです。




私は良く下痢をするのですが、子どものころからそうで、よく保健室で先生にお腹をのノ字を書いてナデナデされると不思議と治ったものでした。


そう!手あて療法とかもそれにあたるかもしれませんね。手をかざしているだけでホンワカするような心地よさっていうものがありますもんね。




さて、先日、娘が立ち上がる際に腰を椅子の角にしこたまぶつけてしまいました。


「あ~ん、あーん、痛いよ~、ワーンワーン」

と泣きわめく猿姫の腰に手を当てて、、、



「痛いの~、、痛いの~、、飛んで行けーーえーーえーー!!!」




とやると、私のあまりの剣幕に泣き止みました。


「どうだ?治ったろ!」と聞くと、


「どうして?パパの手に痛いのがくっついちゃって飛んで行ったの?」


と真顔できく泣猿。


そう、そうとも言えるかもしれないな。


ちと違うが、、、単純で助かりました(笑)



「痛いの痛いの飛んで行け~」


これも、昔からある瀉法の一種だったのですな~