戦中時代 | ストーンセラピー施術日記

ストーンセラピー施術日記

石の持つ力と東洋医学の経絡経穴論や温熱効果を取り入れたストーンセラピー温石薬石整体術を実践しています。サロンとスクール代表が書く施術記(ほとんど雑記)です。

今日は、ご紹介ではじめて来院したSさんを施術しました。

昭和5年生まれの方で、戦中の話で盛り上がりました。

海軍の飛行機の整備をしていたとのこと。当時まだ15~16歳だったらしいですが「25歳まで生きればいい」という教育だった、と聞いてびっくりしました。

空襲にあったり恐い思いは数知れずあったけど、不思議と「案外明るく生活しているものだよ」という状態だったらしい。

そう言えば、妹尾河童 (せのうかっぱ)という人の「少年H」という本を読んだことを思い出しました。

神戸に住む「少年H」の戦中の生活を克明に書いてある小説。

だんだん、日本が大戦へ向かってい行く不安さや、大戦中の神戸大空襲の描写なんか、とてもリアルでしたが、印象に残ったのは、登場人物がどの人も「明るく伸びやかに生活している」ことでした。

戦中というと、私の想像では「暗ーくて、ジメジメ、メソメソ、オドオド」といった感じでしたが、小説ではぜんぜん暗さもなく、みんなが実にたくましい。


今日のSさんの話を聞いていて、その小説を思い出していました。

Sさん、最近は腰や首がいたくて熟睡できないとの訴え。

触ったら、体中がカチコチになってます。

Sさんに、

「こりゃ、荒れた畑をブルドーザーで全部耕しているみたいですよ」

と言ったら

「がはっはっは」

と大爆笑してました。

これから、2日に1回、しばらく来院されるとのこと。

さて、1日も早く、ふわふわの畑にしなくては!!


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