今日は、ご紹介ではじめて来院したSさんを施術しました。
昭和5年生まれの方で、戦中の話で盛り上がりました。
海軍の飛行機の整備をしていたとのこと。当時まだ15~16歳だったらしいですが「25歳まで生きればいい」という教育だった、と聞いてびっくりしました。
空襲にあったり恐い思いは数知れずあったけど、不思議と「案外明るく生活しているものだよ」という状態だったらしい。
そう言えば、妹尾河童 (せのうかっぱ)という人の「少年H」という本を読んだことを思い出しました。
神戸に住む「少年H」の戦中の生活を克明に書いてある小説。
だんだん、日本が大戦へ向かってい行く不安さや、大戦中の神戸大空襲の描写なんか、とてもリアルでしたが、印象に残ったのは、登場人物がどの人も「明るく伸びやかに生活している」ことでした。
戦中というと、私の想像では「暗ーくて、ジメジメ、メソメソ、オドオド」といった感じでしたが、小説ではぜんぜん暗さもなく、みんなが実にたくましい。
今日のSさんの話を聞いていて、その小説を思い出していました。
Sさん、最近は腰や首がいたくて熟睡できないとの訴え。
触ったら、体中がカチコチになってます。
Sさんに、
「こりゃ、荒れた畑をブルドーザーで全部耕しているみたいですよ」
と言ったら
「がはっはっは」
と大爆笑してました。
これから、2日に1回、しばらく来院されるとのこと。
さて、1日も早く、ふわふわの畑にしなくては!!
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