青山店のKです。
今日はあまり忙しくないので、院長に代わり書きます。
前回冷えのぼせ①の続きです。
前回の記事を書いた後、読んでくださった方から、「私の症状に当てはまるわ」というお話を結構いただきました。 学生時代の友人Sさんからは、
「些細な事でついカーッとして主人や子供に当たり散らしたりしちゃうのよね。」 (想像つきます)
「でもそれは、私の性格の問題じゃなかったのよね。」 (そういうことにしましょう)
「体の調子が悪かったのよね。」 (それだけ冷えていれば)
「もっと主人や子供ににやさしくしてもらわないと。」 (うーん、ある意味前向き)
上記Sさん以外にも何人かの方と冷えのぼせの話が出ませたが、すべて女性でした。
男性からはまったく反応がありません。 やはり女性のほうが、先天的に冷えやすい傾向にあるんでしょう。
何故か? 色々ある理由の一つとして、月経が上げられると思います。
東洋の発想では、血(けつ)は熱の象徴です。その熱を月に一度体外に出すわけですからその分体は確実に冷えるわけです。健康な方でしたら、失った熱(血)をつくる力がありますから問題ないのでしょう。かえって男性に比べて、古い血が新鮮なのと代わりやすいですからいいかもしれない。(女性が長生きな理由の一つになるかな?)
でも、生活習慣などに問題があり熱(血)をつくる力が弱い方はどうでしょう。まず月経痛は当たり前ですよね。 熱を失ったぶん冷えますので痛みます。痛みの種類は一般的には、シクシク・じんじん・ツー・ジワー・重だるーい等、いわゆる疼痛です。 疼痛の疼はやまいだれに冬ですよ。いかにも冷えてる感じです。 ただもっと冷えが深くなると痛みの種類も激しいものになります。 さらに熱をつくる力がないと、月経も来なくなってしまいます。
上記のように、下腹部から下は冷えの症状が現れ、同時に上半身にはのぼせ(熱)の症状が出やすくなります。 肩がこったり、顔があつくなったり、いらいらしたり、プリプリしたり、カリカリしたり、、、、、。
被害にあわれた男性も多いと思います。 でも、悪気があってそうしてるわけでは決してなく、体の不調から来ているわけですから、男性陣は嵐が過ぎ去るのをじっと待ちましょう。やまない雨はありません(自分に言い聞かせている)。
逆に女性陣は、なるべく冷えないように気をつけてくださいね。 というところで続きはまた今度。
次回 冷えのぼせ③ 未定