「私の骨が歪んでいると言われちゃったんですけど・・・」
よく聞かれます。今日も生徒のHさんが悲しげに同じことを言いました。
「骨なんてみんなほとんどの人が歪んでいるんだよ」と私。
「へっ みんなですか? 私は骨が曲がっているから悪いんだと言われたんですけど」
厳密に言えば、人間は左右対称ではなく微妙に違います。臓腑だって左右対称ではありませんし、腕の太さも利き腕の関係で左右対称ではありません。ですから左右には曲がっていて当然と考えます。ただ曲がりすぎは整体ではないので治したほうがいいですね。
ではなぜ曲がるのか? 外傷があれば別ですが、長い年月をかけて歪んだのは筋肉の凝りなどが大きく関わってきます。骨は自ら曲がったりはできません。筋肉等に支えられてあるのですから、筋肉のバランスが崩れると曲がります。つまり凝りや運動不足などで曲がってしまうのです。
凝りは血行障害であるとも言えますから、ホットストーンで全身を骨の髄まで温めて血行を良くするとほぐれやすくなります。そして、凝りを取ることで歪み過ぎた体を整体の歪みにもどすことができます。分度器で計ってピッタリまっすぐではやりすぎだと思いますよ。
ですから私のところではあんまり「骨の歪み」そのものに重点を置いていません。だって、足腰を温めて、充分に腰をほぐすと歪んだ骨盤はまっすぐになるんですから。
でもいくらホットストーンでもどうにもならないのは弱った筋肉を増やすことです。これは運動していただくしかありません。やり過ぎはなんでも良くないのでほどほどに運動するといいですよ。
「骨が曲がっている」って言われると皆さんにはかなり「ショック」みたいですね。でもみんな歪んでるんですよ、少しはね。