オダギリジョー、三浦友和主演。
三木聡監督。
三木聡監督とオダギリジョーは『時効警察』のコンビです。
監督さんは元々テレビ業界出身で、映画監督としては『亀は意外と早く泳ぐ』や『図鑑に載ってない虫』などおいら好みの作品を撮ってます。
いちばん新しいのだと『インスタント沼』ですかね。
これらもそのうち感想を書きたいと思いますが、とりあえずはこの映画。
主役の2人はダメ大学生と借金取りという間柄。大学生は親に捨てられた過去があったり、借金取りは実は殺人犯だったりと。
聞くだけだと実に重苦しい設定なんだけど、そんなコトはまったく感じさせないままのほほんとした雰囲気で物語は進んで行きます。
そんな中でも時折人生の教訓的な台詞があったりして、どこかシュールなコメディ映画な感じですかね。
前に挙げた2作や『時効警察』なんかでもさりげなくシュールな台詞が出てきたりするけど、この映画は脚本も監督さんが手がけてるので、監督さんの世界観なんでしょうか。
無駄にドラマチックな展開にして世界観を熱く押し出すような作品より、こんな感じのシュールなセンスで訴えかける作品の方がおいらは好きです。
ちなみに原作は直木賞作家の藤田宣永て作家さんの小説だそうです。
が、何度も言うけど小説の世界はおいらにゃ敷居が高いので作家さんについての感想は割愛(;´д`)
いずれちゃんと勉強しなきゃな~(>_<)
『日曜邦画劇場』の我が心の師・軽部さんもおっしゃってましたが、この映画のストーリーの根幹は「東京散歩」なんだけど、特に観光名所が出てくるワケでもなく、またカメラ回しでそこいらが大写しになるワケでもなく。
商店街とか住宅街とかごく日常的な風景がほとんどなので、それがよりシュールな雰囲気を創ってると思います。
役者さん的には、中年ニートの役で出てきた石原良純に爆笑しました(笑)
でも考えてみると三浦友和に石原良純ったら石原軍団じゃんてwww
あとは麻生久美子が三日月しずか役として出てきたり。
シュールな中にも笑える要素がいっぱいあって、東京の日常的な風景もあってかどこかまったりとした見心地の良い映画と思います。