モラルの低い人や、まるで無い人が混じって
来ると、どうしてもコスト高になってしまう。
モラルどうのこうの言わなくても、水洗トイレ
(死語ですね。)の一回の水の分量で、たぶん
アフリカの一家族の一日分くらいの飲み水を
使い切っていることを思えば、こんなことが
いつまでも続くわけは無いと素人でも納得できる。

そこにモラルの低い人が混じってさらに
コストを積み上げる。
東京都の焼却炉に大量の水銀が混じって
いたので、回復して再使用するまでに
2億円以上がかかると言われている。その
水銀の量というのが、病院などで当たり前にある
血圧計にすればたったの4個分だというのだ。
つまり、一人の不心得者が出るだけで、何億の
損失を税金から補填する必要が出る可能性を
持つのが今の文明社会なのだ。

そして、残念ながら今の人間のモラルが昔の
人間以上に高いかというと、答えはノーだろう。
「迷惑をかける」という言葉すら、そろそろ
死語になるのではないかと思うくらいに好き勝手な
振る舞いをする人が多くなっているような気が
してならない。

万引き倒産という言葉すらあるそうだ。書店などに
家族ぐるみで連日万引きに訪れるために、利益が
万引きの被害額で吹っ飛んでしまうらしい。
笑い事ではない。もう今の日本はこれ以上の
コスト増には耐えられない。モラル低下による
国家破綻すら夢想ではないような気がしてならない。