無意識のうちに嘘をついてしまう人がこの世にはいて
「狼少年」が長じて「狼おやじ」や「狼おばさん」になって、
その果てには「狼じいさん」や「狼ばあさん」になって
死んでいく。僕は、本当の話、嘘をつく人とは基本的には
付き合わない。けっこうそのへんはシビアに分類している
のである。
じゃあお前はつかないのかと言われると、もちろん
つくんだけどね。(笑)でも僕の嘘はついたほうが良いだろう
という嘘に限定されている。
僕の勤務先はミスには寛容だが怠慢は許さない。
仕事の上で、若い社員が怠慢をやらかした。大きなミ怠慢であるが
実害はどこにもない。しかし会社がそれを知ることになれば
たぶんその社員は怠慢ということで首になるだろうと思えた。
それは仕方が無い。管理責任で僕も給料が減るかも知れないが
それも仕方ない。ただ、困ったのはもう一人社員がからんでいて
その社員は怠慢を見過ごした罪に問われて、同じく首になる
可能性が高いと思われたことだ。その社員は若い独身の
社員であったが、両親と弟をその安い給料で養っていた。
それが困る。特にそいつは前途が有望なような気がしていたから
余計にそう思った。
時間がなかった。必死になって辻褄のあう嘘を考えた。
一つだけ絶妙の嘘を考えた。それを怠慢社員に言わせようと
した。これならお前は怠慢ではなくてミスをしたということに
なるから思い切り怒られるが首にはならない。嘘がばれたら
今度は3人とも首である。さすがに緊張したが何とか逃れる
ことが出来た。怠慢社員はやめたが、怠慢見過ごし社員は
出世している。そういう嘘なら今からでもつくつもりだ。
典型的なつまらない嘘と言うのはこういう嘘だ。宴会を
ドタキャンする社員がいる。あるとき、幹事が「また
ドタキャンをされたので本当に困ります。連絡の一つも
入れるようにきつく言って下さい」というので、そいつの
管理責任者にこうだから連絡くらい入れろと言っておいて
くれと伝えた、折り返し、「いやあ連絡したと言っているん
ですがねえ」。幹事に再度聞くと絶対に電話もメールも
なかったと言い切る。段々腹が立ってきて、いったいいつ
どういう方法で連絡したのか確認しろと、仕事の上の話の
ようになってしまった。
ところが、今度は連絡はしませんでした、ときた。勘違い
でしたと。それでいいんだと思ったのだが甘かった。実は
一応宴会場には行ったんですということを言い出した。
そこで○○さんにちゃんと風邪で欠席と口で告げて帰りましたと、
言うことが変わってきた。もちろん○○さんは寝耳に水の
話で憤慨していた。もう馬鹿らしくてそのへんで追求は
やめたが、こういう嘘が一番救いの無い嘘なのである。
「狼少年」が長じて「狼おやじ」や「狼おばさん」になって、
その果てには「狼じいさん」や「狼ばあさん」になって
死んでいく。僕は、本当の話、嘘をつく人とは基本的には
付き合わない。けっこうそのへんはシビアに分類している
のである。
じゃあお前はつかないのかと言われると、もちろん
つくんだけどね。(笑)でも僕の嘘はついたほうが良いだろう
という嘘に限定されている。
僕の勤務先はミスには寛容だが怠慢は許さない。
仕事の上で、若い社員が怠慢をやらかした。大きなミ怠慢であるが
実害はどこにもない。しかし会社がそれを知ることになれば
たぶんその社員は怠慢ということで首になるだろうと思えた。
それは仕方が無い。管理責任で僕も給料が減るかも知れないが
それも仕方ない。ただ、困ったのはもう一人社員がからんでいて
その社員は怠慢を見過ごした罪に問われて、同じく首になる
可能性が高いと思われたことだ。その社員は若い独身の
社員であったが、両親と弟をその安い給料で養っていた。
それが困る。特にそいつは前途が有望なような気がしていたから
余計にそう思った。
時間がなかった。必死になって辻褄のあう嘘を考えた。
一つだけ絶妙の嘘を考えた。それを怠慢社員に言わせようと
した。これならお前は怠慢ではなくてミスをしたということに
なるから思い切り怒られるが首にはならない。嘘がばれたら
今度は3人とも首である。さすがに緊張したが何とか逃れる
ことが出来た。怠慢社員はやめたが、怠慢見過ごし社員は
出世している。そういう嘘なら今からでもつくつもりだ。
典型的なつまらない嘘と言うのはこういう嘘だ。宴会を
ドタキャンする社員がいる。あるとき、幹事が「また
ドタキャンをされたので本当に困ります。連絡の一つも
入れるようにきつく言って下さい」というので、そいつの
管理責任者にこうだから連絡くらい入れろと言っておいて
くれと伝えた、折り返し、「いやあ連絡したと言っているん
ですがねえ」。幹事に再度聞くと絶対に電話もメールも
なかったと言い切る。段々腹が立ってきて、いったいいつ
どういう方法で連絡したのか確認しろと、仕事の上の話の
ようになってしまった。
ところが、今度は連絡はしませんでした、ときた。勘違い
でしたと。それでいいんだと思ったのだが甘かった。実は
一応宴会場には行ったんですということを言い出した。
そこで○○さんにちゃんと風邪で欠席と口で告げて帰りましたと、
言うことが変わってきた。もちろん○○さんは寝耳に水の
話で憤慨していた。もう馬鹿らしくてそのへんで追求は
やめたが、こういう嘘が一番救いの無い嘘なのである。