一昨日受け取ったバトンですが竜崎です。

操美さんに更新先越されちゃいましたが書きます！

いよいよ来週末の「もっともらしく押す」、稽古、稽古です。

先日、ざっくりの通し稽古があってそこから、シーンを詰める、詰める作業。

わたしには姉はいてません。なのでリアル姉がいたらどんな風に思うのか、関わるのか、わかりません。

わからんけど「姉妹ってええなあ」と稽古しながら思います。劇中では、なかなかほんまやったら出来ないような相談が繰り広げられたり、喧嘩したり、いちびったり、します。その会話が丸ごと楽しい。

あと兄弟姉妹の中で「長」じゃないポジションってええなあ、って思います。これは今の人生においてわたしが「長女」やから思うことで。自分の上がまだいるって感覚って、えらい安心すんねんなあ、とも思ったりします。

まあけど、実際にそうだったら感じ方も違うんでしょうけどね。

で、劇中には母もいてます。母が、母なんだけど、やっぱりおんなじ人間であり女性であったりするのよね、と何度も思います。でも母なのよね。全然説明になってないけど、なんか、そんな感じ。

年齢を重ねるにつれて自分の母も女やな、と思うこともあるけど、やっぱり回り回って母なのよね、と思う。そんな感じ。

説明になってないですね。まっええか。

心の機微、やりとり、マジで難しいですけど、楽しいです。結局なんも変わらんかも知らん。けど、絶対意味あんねん、この会話は。

世間は毎日色んな情報が飛び交って変わってって、デマもあったりわからんかったりフワフワしてますけど、とにかく自衛を大切に、稽古に励んでます。

皆様も自衛を何よりも大切に、そして、もしも来週末、ストーンエイジ最後のトリイホールに来てもええなと思ってくださいましたら、ぜひお越しください。

みんなでみんなで待ってます！

Thank you TORII HALL!!

The Stone AgeヘンドリックスとWARAOMO企画
60分中編＋60分中編の合同公演

The Stone Ageヘンドリックス四人芝居
「もっともらしく押す」

【誰かが誰かの背中を押す。勝手に――】
部屋で飲みながらテレビを見てると、数年ぶりに妹からの電話。
「今すぐニュース見て！」
与那国島行きの飛行機が落ちたらしい。
犠牲者の名前の中に、男と蒸発した母の名前があった。
真偽を確かめるべく空港で再会する三姉妹。
それぞれがそれぞれの母と決着をつけるために。
変化することが苦手な女たちが、人には「変われ」と背中を押す。
居なくなった母と三姉妹の、これまでとこれからの物語。

脚本・演出
朝田大輝

出演
武田操美(劇団鉛乃文檎)
西原希蓉美(満月動物園)
宮脇玲香(ババロワーズ)
竜崎だいち(羊とドラコ)

ＷＡＲＡＯＭＯ企画
「万華鏡」
作・演出
ひのにしけんいち