製鉄会社の品質偽装、自動車会社で無資格検査員の横行が相次いで発覚していますが、この背景になっていることを考えると色々なことが推察されます。
事業環境が厳しく、コストも下げないといけないが、何かの前提を変えない限りもはやこれ以上はムリな所にきているのだが、それを言えない風土がある。
中間管理職か、経営層なのかわからないが、そんなことを言い出したら自分の立場が消し飛んでしまうので誰も言い出せない、とか、T芝のようにトップが部下を脅迫するケースなど、人間の劣化が大きい。
しかしグローバル競争で苦しいのは、ドイツも米国も同じであるにも関わらず、彼らはちゃんと相応の利益を出せている。これはよくスタディするべきでしょう。
思うに、設定しているハードル自体が不必要に高い、過剰品質になってコスト競争力を自ら下げている ということもあるだろう。いわゆる”程よし”品質にすべきなのだが、これもそんなことをいうと、馬鹿者! とどやされるので誰も言えないのだろう。
経営の資質を持たない人物が経営幹部になれる日本企業の風土を変える必要があるのだが、自分で自分をリストラする幹部など一人もいない。これでは、不祥事はなくなること はなく、日本企業は製造業だけでなく、全滅してしまいかねない。