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石田マネジメント事務所

技術やものづくりに関する最近の話題と気づき、ちょっとした備忘録を書いています。

日経ビジネスに「同期の上司から受けたいじめと・・・」という記事が出ていました。

 

この記事を読んで、「う〜ん」と思ってコメント欄を見てみると以下のようなことが書かれていました。

 

・ある時期が来たら、スパっと辞めてもらって新陳代謝を図る

 こと自体には賛成。

 

・出来の悪い人間の、関連会社への自動天下りは迷惑千万

 

・快適な役停人生を過ごすには、現役時代にたくさんの貴重な

 経験やスキルを身に着けること、そういうことを早い段階

 から教育することが大切だ

 

自分もこうしたコメントの意見に賛成です。

 

シニアの活用とか言われていますが、活用される側の問題が大きいと常日頃思っています。60歳、65歳も過ぎて40歳代とかの現役の人たちと同じようにはできないですし、主役は次世代であり、自分はサポート役であるという自覚を持てないとうっとうしいだけの存在になってしまう。

 

私自身の経験からみても、現役世代の現場が支援してほしいことというのは

 

 非常に具体的で、専門性が高いこと

 

です。

 

〜長とか、管理職の仕事というのが一番不要なのですが、このあたりのマインドチェンジのハードルは相当高いのも事実。

いつも「プロ意識」を持って今という時代に向き合っていたい と思っています。

未経験の方がソフトウェア開発のエンジニアにキャリアチェンジする。現状、IT業界は人材不足で猫の手も借りたい というニーズがあるようでして、このたびそういう方々向けの講義を行うことになりました。

 

ソフトウェア開発とはどんな仕事なのか

どんな素養を身に着けたらいいのか

 

など不安をかかえている方は多いと思います。

 

ところで一方、キャリアチェンジに向けた心構えといいますか、考え方をどのようにご説明したらいいのかということを経験のない人に、どう伝えたらいいのか ということも結構難しい。

 

ずっと関わってきた人にとっては当たり前過ぎてしまい、いまさら心構えと言われても ということもある。

 

しかし、そこをちゃんと白日の元にさらしてわかってもらえるようにするのが仕事ですので、あれこれ考えています。

 

あやしげなことを言っている本ではなく、最近の脳科学、考古学などのちゃんとしたエビデンスなどに基づいて書かれている本です。

 

アウストラロピテクス、ホモハビリス、ホモエレクトスと進化してゆく中で脳の構造とか機能が変化してきたのですが、決定的になったのが

 

 内省的自己意識

 自伝的記憶

 

の獲得にあった点。簡単に言うと

 

 自分と他人 という認識

 自分が他人からどう思われているかという意識

 自分が他人からどう思われているか を考えている自分がいるという意識

        〃                 を考えている自分がいるという意識

       :   

 

というかんじでしょうか。

ホモサピエンスだけが、こうした世界観(~と考えている自分とか他者)を無限の入れ子として理解できるのだそうです。

 

自伝的記憶とは過去、現在、未来に自分を投影できる能力で、はじめて時間の感覚ができたのでしょう。この能力によって、先を予測する抜群の能力が得られ農耕、家畜などの文明を築きあげたのですが、この能力のおかげで

 

 自分はなぜ存在するのか

 このずっと先はどうなるのか

 

ということを考えないわけにはゆかなくなった。仲間たちの多くの死を見てきた彼らは、死ぬという避けがたい事実に直面せざるを得なくなったのですね。

 

この結果、不死 という救済手段を求めることになり、これがやがて神々の創造に至った というのです。おおむね4000~6000年前あたりだろうと言われています。

 

実にたくさんの神々を生み出してきた人類ですが、死に対してどう決着をつけたらいいのかの答えは簡単でもないのでしょう。