20代の現役エンジニアの頃、輸出用ワードプロセッサ開発の一環で電磁波ノイズ対策をしていました。
知っている人にはわかると思いますが、これが終わりのない戦いで、米国の規制であるFCCとか欧州のCISPR(シスプル)の要求をクリアしないといけない。開発も後半になり回路基板とかCRTだとかノイズを出すものの構造がおおかた確定してきたら、ノイズ計測して対策をするのですが、会社内の電波暗室にこもって行うわけです。
当時下丸子に電波暗室がありましたが、昼間は予約満杯で夜中しかできないときもあり、ある時は深夜3時からという時もあった。時間になり行くと、複写機開発の連中が疲れ切った顔して出てきて、どうでしたかと聞くと、首を横に振って「ダメだった」と言っていました。こんなあんなで、対策もできたかなとなると山梨の山奥にある測定サイトがあるので、そこで申請用データを採取するゾ、クルマを出せ ということになりました。
土曜日だったかと思いますが、総勢7~8名なのでクルマ数台したてて中央道をひた走り、山梨のどこだったか忘れましたが、本当に山中にありました。夜中といい、休日といいこき使われて疲れる日々を送ってました。中央高速の道中クルマのラジカセで聴いてたのが、この曲。
まったく、「これじゃあんまりだ、青春が台無しだ」と同僚のY氏と歌ってたのを覚えてます。