月面の原発開発 | 石田マネジメント事務所

石田マネジメント事務所

技術やものづくりに関する最近の話題と気づき、ちょっとした備忘録を書いています。

アメリカが将来月面上に原子力発電所を建設するプロジェクトがあるという記事が出ていました。これに日本も参加するらしい。

 

この話題で真っ先に思い出したのが、大前研一のことです。

 

彼は日立製作所で原発の仕事をしていましたが、たしか日立入社前にMIT(マサチューセッツ工科大)で博士号を取得したのだが、何かの試験で、「月面上に原子炉を設置すると仮定した場合、重要な設計ファクターはいくらになるのか求めよ」というような課題を出された。

 

あれこれ試案の末回答数値を求めて提出したところ、答え自体は正解だったが、評点は0点だった。答えがあっているのになんで0点なんだと教官である教授にくってかかったら、「答えを出すプロセスが全く示されていない。これではなぜこういう答えになったのか評価できない」というものだったという。この時、アメリカ人のものごとの考え方とはどういうものかを学んだと言っていた。

 

このエピソードは今から50年以上も前のことだが、これからリアルな話になってゆく。求めるべきファクターは山とあるだろうし、アメリカの先端技術者と丁々発止が始まると考えると、関係者はワクワクしていることだろう。

 

野球もサッカーも海外移籍組は大きく成長し、タフになる。技術者もそしてできたら経営者、政治家も海外組がもっと増えてほしい。