オートモーティブソフトウェアフロンティア | 石田マネジメント事務所

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技術やものづくりに関する最近の話題と気づき、ちょっとした備忘録を書いています。

聴講してきました。デンソー常務の方による、自動運転技術の取組みと自動車工業会の最新動向の話が興味深い内容でした。自動運転に必要な技術は確実に向上していて、単眼カメラの画像をSVMや最近のディープラーニングを活用することで、人や街路樹、道路などをリアルタイムで識別できる。



センサーも従来のミリ波にLIDARを組み合わせると上から見たような2次元マップを走りながら作成できる。これは、準天頂衛星を使って自分の位置をかなり高精度で補正できるような仕組みと連動させている。



安全性では今後の課題は、Fail Operationということで、ECU故障の際にドライバーに操作を引き継ぐまでのバックアップへの切り替えだとか、ドライバーが引き継げない場合どうするのかなど、難しい状況を想定した検討が残っている。



一方、そうした技術面とは別の、社会倫理的な問題もあります。こうしたことは国際検討の場でも議論されていて、道路交通法の改正も必要になってきます。型式認証のスキームも必要になるようで、航空機の世界にやや似てくるのかもしれない。