梅雨空が続いていたら いきなり強い日差し

本当に 急に…

 

青い空に 真っ白な雲

色彩的にはきれいだけど 今は見るだけで 強すぎる刺激

気温が高くなったうえに 梅雨どきの高い湿度は そのまま💦

 

自然の移り変わりが しだいに激しいのもになってきている

目まぐるしく そして激しく移り行くこのごろ

 

本来は 動きのゆる~い私だから

このような変化にも あたふたとしてしまう

 

そしてまた 身の回りでも 色々と起きて来る

 

先月末のこと

16歳の時から関わってきた Y ちゃんが 今度は用事で5泊6日で台湾へ

出発の前の日と そして帰りの一夜も我が家に泊まることになった

出発前は1年ぶりの再会に 二人で楽しい夜を過ごし

当日は元気に出かけていった

 

ところが帰国の日

今夜の食事は 和食をメインにしようと考えて

午前中はモールに買い出しに行き

夕方には 新鮮な魚を売っている 別のお店に行った

出会ったころは コロッケやハンバーグが好きだった Y ちゃんも

あれから10年以上経った今では お刺身が好きになったという

 

色々と買ったあと カゴからバッグに入れ替えているとき 電話が鳴った

  すみません ちょっと体調悪くて食欲がないので 夕食は少しにしてください

帰国のフライト直前のYちゃんからだった

 

そうか それなら生ものは あまり良くないかな……

多めに買ってしまったお刺身を 少し娘の家に持っていった

 

煮物と酢の物 卵焼き お吸い物を用意して待っていたそのとき

  E子さ~ん 今 熱が39度あります 行っても大丈夫ですか

  タクシーで家まで行きますが だめならホテルを探します

 

急な言葉に 一瞬 とまどいを感じたけれど 口から出たのは

  いいよ おいで…

だってそんな高熱で ホテル探しも無理でしょう…

 

急いで 彼女のために寝床の用意をしながら ふと不安になる

高熱でしかも海外からの帰国 大丈夫かな…

いえ それより 私にうまく看病ができるかな…

高熱が何日も続いたら どうしよう… 

 

帰宅して寝込んだ彼女に 梅干しの入った白湯を飲ませ

額に 冷たく冷やしたタオルを載せて

しばらく様子を見ていた

でも 何かの感染症の可能性もあるから 必要以上には近寄れない

こまめに手を消毒するなど 緊張感も必要だった

何度か額のタオルを交換した後 遅い時間に自分もベッドに休んだ

 

色々と思いながら まんじりともせずに 一夜を過ごした

 

翌朝 眠っているYちゃんの額にそっと手を当てると

まだ幾分熱いものの じわっとした湿気があった

よし 治る!!

高熱が続くときは 額もからからに乾く

今の Y ちゃんの様子なら 幾分下がっているはず

 

目覚めた Y ちゃんが体温を測ると 37.6度だった!!

気づくと 汗びっしょりかいていた

起きてすぐに汗をふいて 私のパジャマに着替えてもらった

 

彼女は 作ったお粥もおいしそうに食べて

そのまま午後までゆっくり休んだ

最終的には37.2度まで下がり

空港までのタクシーをお願いして 予定のフライトで帰って行った

到着すれば Yちゃんのお母さんが車で迎えに来ている

 

よかった~ 本当にひどくならなくて良かった

 

このことで 娘たちには本当に心配かけてしまった

そうだよね~ 年老いた私が高熱の人を看るんだものね

しかも海外からの帰国だから 心配するよね 本当にごめんね 

でも私は 高熱の彼女を 放っておくことはできなかった

 

Yちゃんが発った後 私は急に緊張感が切れて しばらく動けなかった

 

あたふたと過ごした 2日間だったけど

泊めてあげて 本当に良かった

もしも断っていたとしたら 今頃後悔の念に苛まれていただろう

 

Y ちゃんの方も 私の体調を心配して それから何度も電話があった

  あの時はぼんやりしていて つい甘えてしまったけれど

  今では後悔しています 本当にすみませんでした

 

大丈夫だよ~ と返事しながら

この結果 お互いに良かったね と喜び合った

 

ふと 見えない存在からの協力を思い 心から感謝した

 

 

それから数日

孫娘の A ちゃんが熱を出したり

長女が腰を痛めてしまったり

 

この酷暑の中 相変わらず バタバタとした生活が続いている

人生 そういう時もあるよね

こういう時こそ 日頃の心構えの影響がでるのかな

 

突然のときにも 正しい判断ができるよう

いつも心を磨いておかなければね…

 

そして 守られていることに あらためて感謝お願い

 

 

暑い暑い夏は まだ始まったばかり…