スーフィー 旋回舞踊
2012.11.29に東洋大学でスーフィーの公演イベントがあり、井上円了ホールはほぼ満員だった。
コンヤ市(conya)、メブラーナ文化センター、日本トルコ文化交流会などの後援。
東洋大学の永井晋教授(文学部哲学科)のスーフィズムに関する講演があった。
イスラムに顕と密の部分があり、密の部分は禅のように経典という文字を経ない思想。正統的なスンニ派などはクルアーン(コーラン=文字)を重要視するため、敵対した。
さて、有名なスーフィーダンスであるが、これはダンスによる精神修行である、と言う。
まず4人の楽士が出でくる。
弦楽器(4弦のダブル8弦)、笛(木製縦笛、金属製のマウスピース。ハイノートは尺八に似ている)、太鼓(北方先住民族に特有のものと同型。片革で薄く手持ち)、歌。
拍手は規制される。
音楽演奏が続いた後、6人の踊り手が舞台に出てきて正座する。舞台には前もって滑りやすくするための粉がまいてある。
あるタイミングで踊り手が舞台に進み、旋回を始める。逆時計回りに回る。そして、ポジションも逆時計回りに移動していく。
ポーズは両手を挙げ、首を少し傾げる。回るスピードはまちまちである。
突然止まり、最初に来ていた黒服をまとい、正座し頭を下げる。
歌い手の歌は続き、踊り手はうなだれる。
その「ダンス」は、確かに宗教的に見える。そして乱れが全く無い。
日本語の「舞う」は「まはる・まわる」から来ているという。(尚、「おどり」はジャンプの意味と言う)盆踊りやアイヌ民族「ポロリムセ」などの輪踊り(どちらも逆時計回り)などの関連を見ていくのもおもしろいと思った。
尚、写真は了解を得て撮影した。
