映画『航空都市』
Аэроград 1935年(82分)
東京外国語大学の外語祭(大学祭)の「ロシア映画上映会」で観る。実はヴィターリー・カネフスキーとジガ・ヴェルトフの特集をやったのだが、時間の関係でそちらは見られず。
この作品は英語字幕で、さらに字幕がなぜかすぐ消えてしまうので、難儀したが、なかなか見せる作品だった。
極東シベリアで国境防衛の拠点建設に取り組み、富農や日本のスパイらの妨害と闘う人びとの活躍を描くプロパガンダ作品。日本のサムライを模した秘密工作員が出てきたりおもしろいのだが、先住民族とロシア人が力を合わせて拠点を作るという設定で、ある意味先住民族が主人公の映画。
ラストシーンは「航空都市」が完成し、多くの人達の喜びの中で多くの大型飛行機が飛ぶのだが、全ての飛行機が車輪を格納していないタイプ。そんな時代だったのか…
満州事変が1931年なので、かなり緊張感の中で作られたと思う。
監督・脚本/アレクサンドル・ドヴジェンコ
助監督/ユーリヤ・ソンツェワ S・ケヴォルコフ 撮影/エドゥアルド・ティッセ ミハイル・ギンジン N・スミルノフ 美術/アレクセイ・ウトキン ヴィクトル・パンテレーエフ 音楽/ドミトリー・カバレフスキー
出演/ステパン・シャガイダ(“虎殺し”ステパン・グルシャク) セルゲイ・ストリャロフ(その息子ウラジーミル) ステパン・シュクラト(グルシャクの親友ワシーリ・フジャコフ) N・タブナソフ(チュコトの青年) G・ツォイ(パルチザンの中国人ワン・リン) L・カン及びI・キム(サムライ=日本人秘密工作員) ボリス・ドブロンラヴォフ(破壊分子アニキー・シャバノフ)