映画『孤島の太陽』 | leraのブログ

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 1949年から20年以上高知県の離島沖ノ島で保健婦として従事した荒木初子の記録文学(第1回吉川英治賞)。フィラリアが原因不明の風土病と言うが「フィラリア」と言っている点に疑問。「くさふるい」のような言い方があったのではないかと思う。長崎大学の調査団が入り、夜間採血をし治療法を見出す。まだまだフィラリアと結核罹患率が高く死者も少なくなく、乳児死亡率の高さに驚くという設定。

 映画としては全く面白くない。樫山文枝の演技が暑苦しいし、部落の頑固な老婆(浦辺粂子)も紋切型。

 ただ芦川いづみ(彼女の上司、県の保健局員)の美しさは別格。住民と公聴会を開く時の表情は彼女の得意とする役柄。但し出番は少ない。