今日5月10日は死刑が確定したものの冤罪の可能性が高いため死刑執行できずに、獄中で95歳で衰弱死した平沢貞通の死んだ日だ。逮捕されたのが1948年、死んだのが1987年。獄中約40年、死んでから25年である。
この日にちなんで都内で再審開始を求める集会が行われ、予想を超える人が集まった。
まずは、山際永三監督演出の劇「警視庁取調室第37号」。検事調書を元に作られたが、平沢が無実を訴えているシーンは圧巻であった。
次に、供述心理学研究所のY氏の「自白」の研究。
次は、大学薬学部のE氏の「犯行毒物の謎」。判決では青酸カリとなっているが、実際には即死していないので青酸配糖体などの青酸化合物に間違いないという。
「凶器」が異なるだけで再審請求できると思ったが…
次に弁護団のA弁護士の再審請求の現状と課題。困難という話題が多かったが、可能性も感じた。
次に、N大I教授の目撃証言がいかに同調で変転し、その変転が維持されねか、という実験。これもたいへん示唆にとんだものだった。
会場にいたS大のI教授の「警視庁に検察未送致の証拠が多数あるはずで、その開示を求めるべき」という発言も示唆に富んだものだった。