芦川いづみ賛 | leraのブログ

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 『四つの恋の物語』
 笠智衆の4人の娘、上から芦川いづみ、十朱幸代、吉永小百合、和泉雅子。いづみが一番美しく、和泉が愛らしい。笠智衆が定年を迎えた実直なサラリーマンで、結構笑わせてくれる。
 『嵐を呼ぶ…』と同様、また吸えないタバコを吸わせている。マレーネ・ディートリッヒやジーン・セバーグのようにタバコが似合う女優はなかなかいない。

 『ろくでなし野郎』
 これは珍品。二谷英明が神父か牧師で(映画の中で両方の呼ばれ方をしている)、司祭服を着て、カンカン帽をかぶり、聖書片手にピストルを撃つという西部劇。酒場のショーはフレンチカンカンだし、カジノではルーレットにポーカーをしている。
 みんなピストルを持っているし、馬に乗っている者もいる。驚くことに交番があり日本の警察官が駐在している。
 いづみは失踪した兄を探しに来てこの街にいる。やはり美しい。
 日活が新しいスターとして二谷を位置づけようとした失敗作。「ろくでなし」は映画ではなく、観客。

 『青年の椅子』
 石原裕次郎主演のサラリーマン出世物で、東宝作品かと思うぐらい。東宝のサラリーマンシリーズは50年代から始まっている。この作品は62年。いづみは同じ会社のタイピスト。ショートカットのスーツ姿でキュート。
 石原が三線に合わせて「五木の子守唄」を歌う。