生きていれば嫌なこと辛いこと諦めなければならないことが必ずあります。でも生きてさえいれば、いつかまた楽しいこと嬉しいことがあるはずです。


 …などという言葉は、今は何の慰めにもならないかもしれません。


 今日の東京新聞朝刊に取り上げられていた輪島市の19歳の女性。本当なら今日輪島市の「二十歳の集い」にお母様の振袖を着て参加するはずだったそうです。


 写真を撮る予定だった写真館は火事で焼失。コロナ禍で修学旅行も無く、この震災で成人式さえ無くなってしまった。


 今日は避難所でどのように過ごされたのでしょうか。支援が行き届かない避難所では不便も怖いこともあることでしょう。


 もし目の前にいたらかける言葉に迷ってしまいますが、でもやはり「あなたが生きていてくれて良かった」それだけは言えそうです。