東京は今日も綺麗に晴れましたが昨日との気温差が大きく、今朝は給湯器の「凍結予防」が作動していました。


 給湯器が寒さを感知して勝手に凍結予防してくれるなんて、なんとも便利な世の中になったものです。


 私が物心ついてから25歳まで暮らした家にはキッチンの壁に取り付ける給湯湯沸かし器すらありませんでした。水道の蛇口からお湯が出るなんて思いもしませんでしたよ。


 それでも普通に生活していましたよね。まあ、関東の中でも温暖な小田原というところだったので不便を感じなかっただけかもしれません。


 さすがに今は夏のクーラーは無いと辛いですが、私が子どもの頃には無かった便利な道具が本当に必要かどうか、ちょっと考えてみてもいいのかなと思います。


 こんなに便利になりすぎた世の中しか知らずに育った子どもたちが、いざというときに生きるための知恵を働かせることができるのかも気になります。


 大人のキャンプが流行っていますが、子どもたちにこそテントを自分で設営してかまどを作り火起こしをするようなキャンプを体験させてあげたいですね。