こんばんは。
8月の内視鏡手術から、3ヶ月が経ちました。
お陰様でこれまで何もなく、とても順調に回復しています。
ありがとうございます![]()
そして、先週の土曜日![]()
退院後、初めてのサーフィンに行って来ました![]()
波はあまり良くありませんでしたが、3ヶ月振りのサーフィンはとっても
楽しかったです![]()
そして更に、今週から本格的に復帰しまーーーす ![]()
頑張ろう!
でもでも、前にもブログで書きましたが、がんは痛みも何もなく、どちらかと
言えば精神的な病ですので、実は通常の生活に戻ることということにも戸惑い
があります。
・睡眠時間
・食事(量、回数、頻度、食べるもの等々)
・仕事への入り込み(疲れ、、寝不足、ストレス等々)
・趣味(疲れ、日焼け等々)
・飲酒
上のようなことが元に戻るということで、がんが再発する可能性があるという
焦りが生まれて来ます。なぜなら、これまでの生活で何かが悪かったから
がんになったからで、このまま元の生活に戻ると、いつかまたがんになるの
ではないかと考え、焦り出してしまうのです。
何か面倒臭い人みたいで嫌ですけどねーー![]()
また、この他、やっはり他の部位に出ないかという心配が出て来ますね。
少し、疲れが溜まったり、体調が崩れると、もしや... と直ぐに考えてしまう。
悲しい性です。
前回の術後程ひどくないものの、軽い躁鬱のような状態が現れるのが、この頃
3ヶ月から6ヶ月位ですかね。イライラ感、物忘れ(頭の片隅で何か考えている?)
人の話を聞けない、話を変える等々、今回は冷静に自分自身を分析できていて
自身の状態がよーく分かります。
(それと、悲しいかな老け込みが凄い...![]()
)
死を意識する病気だけに、色々と複雑ですね。
今回は開腹手術ではなかったので、軽い方ですが、開腹手術をすると
胃が小さくなり食事が出来ない、また体力が戻らない、ダンピング症状が出る
(食後の血糖値の上下動により体調が悪くなること)、食べて物を吐いてしまう
等々の症状があり、上記以上の精神的負荷が掛かって来ます。
因みに私は、開腹手術の復職後、6ヶ月程度で、上記の一部症状に苦しみ
やむなく管理職を降りました。散々悩みましたが、その時は自分のためにも
体調を優先したのです。
今回は少しのリスクを追って、内視鏡を手術を選んで良かったと思っています。
開腹手術の時と違って、通常の生活に戻るのも早く、それに伴い精神的な負荷も
最小限に出来ています。そして、開腹手術のような症状は出ていません。
このように、体調が回復して来ると忘れがちなこと、経験者しか分からない
ことを今日は書きました。
しかし、凄い人がいるんです。
周囲が殆ど忘れていても、「最近体調はどうだ」とか、「無理すんじゃないぞ」
とか、ずーと声を描けてくれる人が...本当に有り難い話です。
今までに3人の方に出会っています。偶然なのかも知れませんが、全てが企業
にお勤めの社長さんです。一人が今の上司で、もう二人は過去の上司です。
なかでもA社長は、私の最初の手術から13年の間ずーと心配いただきました。
社長が退任され、そして、私も別の会社に転職し、それでもお声がけいただき
会食に招いて頂き、常にご心配頂きました。
残念ながら、昨年、惜しまれながら天国に羽ばたいてしまいました。
私は感謝の気持ちで一杯です。一生忘れることはないでしょう。
そして、果たして、私も同じことが出来るのだろうか?
きっと難しいでしょう。それでも、少しでも私にやって頂いたことを、
もしくは別の形でもしっかりお返ししたいです。
見た目に分からなくても、相手の立場に立って考える。
こんなことが出来たらすばしいですよね。
決して強要(なんでわかんねーの?)は出来ません。
だからこそ、黙っていても人の立場、気持ちが分かる人間になりたい。
がんを告知された時のショックと手術のダメージで、老け込み、物忘れも
酷くなっていますが...頑張ろうじゃないか![]()
最後になりますが、昨日、ふたりの知人から、親御さんががんになったとの
連絡を頂きました。このような時、どのようなアドバイスをしているか?
次回については、これらについて書いてみようと思います。
では、また読んで下さい。![]()
![]()
おやすみなさい![]()