車券三点勝負 -3ページ目

車券三点勝負

1レースにつき買い目は三点まで。
的中したら祝福を。
外れ続けたら冷笑を。

昨夜は、台風の影響をあまり受けず無事にレースが完遂したようで何よりでした。
主催者の判断は褒められませんが、結果的にはよかったです。

SS賞は見応えありました。
突っ張り主導権を渡さない新山、アウト競りで守澤退かす眞杉、その番手捲りを更に捲って1着の深谷。まさに力と技の応酬でしたね。
これだけのメンバーが揃うと、脇本古性の最強コンビでさえ勝てない、という見本の様なレースでした。

そして今日の準決勝はいずれも好メンバー揃いの激戦模様。誰が勝ち上がるのか、いい意味で予想を絞るのが難しいです。

ちなみに準決勝の勢力図は

北日本5、関東2、南関6、中部2、近畿4、中四国7、九州1
北日本と中四国ではマーク追い込み勢が健闘してます。


3R
周回 ③⑦ ①⑤⑥ ④ ⑨②⑧
⑨根田の機動力が中心。北は追い込み両者の連携で、実質は①谷口との二分戦になる。
上記の初手なら先に動くのは⑨根田。③阿部力が中団粘って、後方に置かれた①谷口が最終ホームからロング捲りという展開とみる。
①谷口が不発なら②嶋津の番手差しと北日本の連。①谷口がスピード良く捲り決めるなら⑤山口富が離れて南関が連下。
2-9-37, 1-2-9
➜ 1-5-8 3連単39,780円 (ToT)
①谷口が突っ張り先行逃げ切り。強い競走を見せた。というより⑨根田が甘すぎたか。仕掛けどころが二歩遅い。

5R
周回 ⑦④③ ①⑥ ⑨② ⑧⑤
徹底先行不在の一戦。逃げる用意があるのは九州3車の⑦阿部将か。あるいは別地区2車でも⑨佐々木悠が駆けるか。
⑦阿部将がカマシ逃げに出れば、突っ張る⑨佐々木悠とのモガキ合いになり、①岩本の一発。逆に⑦阿部将が捲りに構えようとすれば、⑧小川真と中団の取り合いで縺れ、⑨佐々木悠②山崎芳での押し切りも。
1-4-37, 2-9-4
➜ 2-9-3 3連単20,730円 (ToT)
ゴール直前まで当たりを確信してたのに。③小川勇には激伸びがあるのを忘れてた。

7R
周回 ⑨①④ ②⑦ ③⑤⑥ ⑧
点数上位は関東だが、どこからでも狙える互角の一戦。
逃げるのは誰か。初手枠なりに並ぶなら、③北津留の押さえ先行は考えにくく、2車でも②寺崎が叩いて駆けるとみるのが自然か。
しかし、その場合はスピードある③北津留を3番手に置くことになるので、②寺崎の逃げ切りは難しい。また⑨吉田拓はすんなり車を下げての後方構えをよしとしないだろう。
ここは⑨吉田拓は赤板でいったん突っ張り、打鐘から②寺崎か③北津留のカマシを誘う。3車の③北津留が注文どおりの再上昇、⑨吉田拓が中団に嵌り、後方に置かれた②寺崎がロング捲り。
モガキ合う前団を⑨吉田拓が一飲み。①武藤龍は差さず流れ込む。
9-1-457
➜ 5-3-6 3連単9,200円 (ToT)
初手の並びは予想と違ったが、③北津留が逃げて⑨吉田拓が4番手捲り展開は狙いどおり。それなのに⑨吉田拓の車の出が悪すぎた。というか③北津留のかかりが思いのほか良すぎたのか。

8R
周回 ⑨④ ⑤① ⑧②⑦ ⑥③
長い距離を踏めるのは⑥松本秀と⑧吉田有だが、ライン内枠の⑧吉田有が後から仕掛て叩いて逃げる展開になりやすい。
⑤山口拳と⑨菅田は脚ためて捲り。③山田庸も自力に切り替える。しかし、②坂井が車間を切って援護、最後は縦に踏んで抜け出す。そして、この動きになると⑦和田健は踏み出しで口が空く。
捲り合わされても連下で粘る脚があるのは③山田庸。⑤山口拳①三谷将、⑨菅田は次位。
2-3-159
➜ 2-1-7 3連単7,230円 (ToT)
⑤山口拳が予想外のホームカマシで⑧吉田有が最終バック取れない展開。それでも②坂井はよくリカバリーしたが、この展開では③山田庸の2着は無し。






9R 準決勝

①深谷③新山⑦犬伏と機動型が揃った激戦。
脚質とラインの長さから、まず先行は③新山で、対する①深谷と⑦犬伏がどこから仕掛けるか。しかし逆に①深谷や⑦犬伏が打鐘から逃げる可能性も十分。
狙いを絞るには、やはり初手から展開を考える必要がある。

ケース1 ①深谷の捲り
初手は内枠①深谷が前を取らない理由が見当たらないので枠なりで考える。
ここから赤板で⑦犬伏が上がり、①深谷も突っ張り気味に出るが、打鐘でいったん緩んだところで③新山が叩いて逃げる。最終ホームでは叩かれた⑦犬伏が4番手に嵌まるも、先に仕掛けるのは脚がたまっている①深谷。
ここで手掛かりになるのが昨夜のSS賞。中団から捲った深谷は新山の番手から出た眞杉まで捉えている。
ここは⑨佐藤慎の援護もあるが、それでも①深谷の捲りスピードが③新山を上回るとみる。縦型の⑤和田真は離れず追走。
1-5-24789

ケース2 ⑦犬伏の捲り
ケース1で③新山が叩いて出たとき、すかさず①深谷もカマして出た場合。最終的には①深谷が出切るが、ケース1と違うのは⑦犬伏がインに詰まらないこと。
ホームからバックまでの両者モガキ合いを⑦犬伏が一息で飲み込む一発。このとき④松本貴の追走は五分五分。
7-145-1245

ケース3 ③新山の押し切り
ケース1の打鐘の場面で、③新山を出させまいと⑦犬伏が突っ張った場合。
外への牽制で内が空き、そこを②浅井が突いて最終ホームで4番手を確保。外に浮かされた四国ラインが降りてきて①深谷がインに詰まる。
この中団の縺れで、遅れてきた①深谷を⑨佐藤慎が止める余裕ができる。
北日本が先頭で最終4角。4番手からの②浅井の伸びも。
9-258-2358

以上3つのうち魅力的なのはケース3。⑨佐藤慎のアタマ以外にも色々な高配当着順の可能性もある。
しかし、キーとなる動きを②浅井ができるかどうか。展開を絞りにくいレースだけに、今回の②浅井はできるだけ動かず脚を脚をためる作戦と思われる。よってケース3は消し。

一方の深谷はSS賞勝利の勢いあり。後ろに地元⑤和田真も連れているし、より積極的な構えとみる。
ならばケース1よりケース2。勢い余った①深谷が早々に③新山とモガキ合い、⑦犬伏にチャンスが生まれる。
3連単 7-1-5
3連単 7-5-1
3連単 7-5-4
➜ 3-9-8 3連単5,230円 (ToT)
なんと③新山が赤板先行から逃げ切り!畏れ入りました。今開催、それほど強い印象がなかったけど、ここ一番で底力を発揮とは。
①深谷は組み立て失敗で8番手では不発で仕方ない。②浅井は打鐘の追い上げで脚を消耗したか。⑦犬伏さら脚で6番手だったが、その捲りが③新山に通用しないとは。


10R 準決勝

ここも豪華メンバーの激戦区。これが決勝戦でも遜色ない。
SS賞の③眞杉は強かった。新山を叩けないと見るや番手の守澤をアウト競りで沈め、かかっている新山を番手捲り。長い距離を逃げ切ることもできるスケールの大きい自在型になりつつある。
その先駆者である⑨平原は、SS賞では追走離れてしまったが、今回は修正してくるはず。
そして、同じ様な競走スタイルを見せる⑤太田海と⑦脇本がどういう競走をするかも見どころ。
いずれにしても、ここまで強い機動型が揃ったレースで逃げ差しは難しい。誰が勝つにしても決まり手は「捲り」とみる。

ケース1 ③眞杉の捲り
初手は③眞杉がS取り、以下枠なりと予想。
赤板で⑤太田海は誘導まで上がらず、打鐘手前から加速開始する脇本スタイル。
それを迎え入れた③眞杉も④松井も動かず、8番手に置かれた⑦脇本が最終ホームから仕掛けた場合。
⑤太田海と⑦脇本のスピードは互角に近い。となれば⑦脇本は簡単には出切れず、並走モガキ合いが続く。そうなると3番手で脚をためた③眞杉の捲りごろ。
このスピード戦では②南修も⑧岩津も横捌きに動きにくく、⑨平原は追走に専念できる。
3-9-1248

ケース2 脇本の捲り
ケース1の打鐘過ぎ、先に④松井が仕掛けた場合。
このカマシは⑤太田海に突っ張られて不発だが、⑦脇本を引き出すことになる。加速をもらった⑦脇本がさらに加速して一気に捲りきる。
追走実績豊富な②南修の追走もこのスピード戦では五分五分。
7-2358-123589

ケース3 ⑤太田海の捲り
ケース1の打鐘で⑤太田海が出るとき、⑦脇本が追走から一気に叩いて逃げる場合。
叩かれた⑤太田海は3番手で脚をため直す。⑦脇本がかかっている最終バックまでは③眞杉も④松井も捲り発進できず、⑤太田海に3番手捲りのコースが空く。
5-278-2378

以上の三つのケースから。

近況の⑦脇本の競走スタイルからするとケース3の可能性は低い。

ケース1と2の分岐は④松井の動き。3車ラインだが他地区を連れた④松井の仕掛けは早いか遅いか。自分が3着に入ることを優先なら、早仕掛けで売り切れるリスクより脚をためた一発を狙う。

よってケース1。⑨平原には頑張って2着に入ってほしい。

3連単 3-9-1

3連単 3-9-4

3連単 3-9-8

➜ 4-1-3 3連単11,510円 (ToT)

ケース1〜3のどこにもない着順。まさか④松井が⑦脇本の逃げを捲って勝つとは。

初手の並びは予想どおり関東が前で以下枠なり。展開はケース3だが、③眞杉が即3番手に追い上げて⑤太田海が終了。これで③眞杉対⑦脇本かと思いきや、④松井がもの凄いスピードで一飲みしてしまった。

③眞杉は辛うじて勝ち上がったが、⑨平原はここで終戦。残念ながらグランドスラム成らず。



11R 準決勝

大トリは神奈川3車の地元番組。とはいえ最強戦士③古性がいるので簡単ではない。
①松浦は太田海か犬伏を与えられてもいい場面だが自力戦を強いられた。その①松浦がどういう作戦で初手をどうするかがポイント。

ケース1 ⑨北井の突っ張り先行押し切り
スタートで①松浦が②郡司を前に出した場合。①松浦の作戦は、⑨北井の突っ張り先行を4番手で追い、捲り追い込みで2,3着を狙うというもの。
そのとおりに推移した場合、②郡司と⑨北井の連対を軸に、①松浦と③古性が連下に食い込めるかどうか。
2-1349-1349

ケース2 ③古性の割り込み
ケース1で⑤窓場が⑨北井に突っ張られたとき、近畿はそのまま車下げては勝機がない。③古性がアウトから②郡司に競り込み、退かして⑤窓場を番手に迎え入れる。
競り落とされた②郡司もバックから自力で捲るが、⑤窓場の番手捲りと粘る⑨北井。最後は③古性が突き抜ける。
3-257-2579

ケース3 初手枠なり
スタートで①松浦が②郡司を出さず前を取った場合。①松浦の作戦は、⑨北井の突っ張り先行を封じて、⑤窓場⑨北井の叩き合いを誘うというもの。
最終ホームではその形になるが、ここで⑤窓場が叩かれるとき③古性が黙っていない。②郡司にインから飛びついて⑨北井の番手を奪取。
3-179-179

以上、三つのケースから。
まず①松浦の思惑だが、ケース3の場合は⑤窓場が⑨北井と踏み合わず一本棒というリスクもある。よって①松浦は初手中団を選ぶとみる。

そして南関の注文どおりのケース1を③古性が許すとは思えない。地元が相手とはいえG1の準決勝。シビアな位置取りに動くはず。よってケース2。
3連単 3-7-5
3連単 3-7-9
3連単 3-2-9
➜ 5-3-2 3連単18,620円 (ToT)
なんと⑤窓場の打鐘先行逃げ切り!
スタートは①松浦②郡司③古性が飛び出して誘導の後ろで並走になったが、最内①松浦が最後尾まで下げる。
これがどういう思惑なのか分からないが、赤板で⑨北井が突っ張らなかったことで、⑤窓場が先行する展開になった。
⑨北井が最終ホームから反撃するも、③古性の援護不要で⑤窓場の先行力だけで退けてしまった。
最終4角で③古性は掃除に忙しくて⑤窓場は残してもらった感じだが、それでも①松浦⑨北井②郡司の誰にも捲らせなかった⑤窓場の先行力お見事。

これで明日の決勝は4対2対2対1か。あるいは守澤が眞杉につけるか。



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