またしても決勝がコマ切れ戦になってしまいました。
レース展開を精緻に考えたくても、③深谷⑤坂井と自力単騎が二人もいては不確定要素が多すぎて無理。なので、今回も決勝予想はほどほどに、負け戦に重心を移します。
1R
周回 ①⑧②⑤ ⑥ ⑨ ④③⑦
最終日一般戦。勝てない者同士の組み合わせだが、このうち誰かは勝つ。
①畝木と④石口の二分戦。競走得点は①畝木が圧倒的。そうなると番手の⑧木村幸が狙われそう。⑧木村幸は本来逃げ屋で捌きに不慣れ。加えて近況成績が低迷一途。どうみても狙われ易い。
初手前受けの①畝木が引いてカマシなら④石口のイン粘り。突っ張り先行なら⑨吉田勇の追い上げ。いずれにしても⑧木村幸は無風では済まないはず。もし無風でも②内田英が交わす。
①畝木の押し切りから連下乱れとみる。
1-3-47, 1-2-5
➜ 1-9-6 3連単41,250円 (ToT)
「①畝木が突っ張り先行なら⑨吉田勇が追い上げ」までは合ってたけど、⑨吉田勇の前に⑥柏木が入って番手奪取とは。
2R
周回 ⑤③⑦ ②⑧ ④⑨⑥①
最終日一般戦で見映えしない近況成績の8人に対して、⑤伊東翔だけは勝負できている印象の成績。
ここも実質二分戦。初手は③平沼がS取って北ライン前受け。同県連れた4車の④秋本が押えてきたとき、⑤伊東翔は突っ張ってもいいが、最終日1着狙いなら引いて捲りカマシだろう。
こうなると③平沼⑦杉山の追走が怪しく、先行番手⑨磯田の方が連下候補になる。
5-9-24, 5-3-9
➜ 5-9-3 3連単1,580円 (ToT)
裏目縦目。展開は予想どおりだが、離れた③平沼が3着に粘るとは。
4R
本調子でない①久米康。三日目の一般戦は相手に恵まれて勝てたが、この選抜戦ではどうか。⑨坂本周作が強力な対抗で、レジェンド③神山を連れた④鈴木謙も本気モード。
後ろ攻めの④鈴木謙が押さえ先行の体勢。中団で①久米康が⑨坂本周作が並走になる。③神山を引き出したい④鈴木謙は早めにペースを上げるはずで、⑨坂本周作が4番手に降りる隙間ができる。
この並びになれば①久米康に合わせて⑨坂本周作が中団捲り。⑦保科の差しめ中心。③神山が先行番手から確定板に載れるかどうか。
7-29-29, 7-9-3
➜ 5-9-7 3連単21,260円 (ToT)
戦犯は④鈴木謙。打鐘で前受けの①久米康を押さえず、中団の⑨坂本周作を押さえるとは。そのせいで①久米康の突っ張り先行になってしまった。予想してない展開。
5R
⑥梁島の死に駆けで⑤長島が二段駆けというシナリオが見えるが、それが決まるかどうか。
格下の⑥梁島がとにかく最終ホームを先頭で通過するためには、前受け突っ張り先行が確実。まず⑧近藤夏を退けたのち、①神田龍か③上野雅の波状攻撃があるかどうか。
①神田龍は内枠活かして4番手を取れているので、早めに動かない方が得策。一方、6番手の③上野雅は、この位置から捲りでは分が悪いとみて早めに仕掛けるだろう。
これを受けて⑤長島の番手捲りは遅くとも最終バック発進。これなら②阿部大①神田龍の交わしも十分ありそう。
2-15-15, 1-2-5
➜ 3-7-2 3連単13,210円 (ToT)
逃げる関東の後ろを取ったのは①神田龍でなく③上野雅。しかし、それ以前に⑤長島の反応が悪すぎた。
7R
周回 ③① ②⑤ ④⑧⑥ ⑨⑦
機動力は⑨石塚が格上だが、最外枠から位置が取れるかどうか。
初手は強い意図がない限りナチュラルに枠なりだろう。そこから順に切って④渡口がホーム前にふかして行けば、⑨石塚は4番手から確勝の捲り。しかし、④渡口が緩めて②鈴木薫がカマして行けば、⑨石塚は6番手となり五分五分の勝負。
ここも③小嶋は同期①新田康と高齢ラインを作るが、できることは無さそう。
9-7-2, 25-25-9
➜ 7-9-5 3連単5,670円 (ToT)
②鈴木薫のカマシだが中団がゴチャついて⑨石塚の捲りが決まる。⑦石毛の差しは考えにくかった。
8R
周回 ⑦① ⑥② ③⑧④ ⑤⑨
新鋭③後藤の先行力は点数以上か。誰も先行争いを挑まなければペースで駆けて押し切れる。
そのシナリオを変えられるとすれば⑦山田諒の大ガマシ。両者譲らずの消耗戦になれば、脚がたまっている⑤佐藤和⑨菊地圭が直線で抜け出して来る。
⑦山田諒が呑気に捲り構えなら、本線押し切りで⑧菅原晃の差し。
8-3-1, 5-9-18
➜ 7-1-2 3連単4,940円 (ToT)
⑦山田諒は捲り構えながら4番手追い上げが決まったのが勝因。北ラインの組み立ては初手から失敗か。
9R
①島川②大石そして121期③村田祐と中長距離の機動型が揃った一戦。誰が逃げて誰が捲るか。
初手は③村田祐が前受けという可能性もあるが、格上を相手に引いてカマシは無謀。ここは後ろ攻めとみる。
打鐘で③村田祐が出たとき、中団は内に①島川、外に②大石。外並走を嫌った②大石が一気にカマして③村田祐を叩いて逃げる。
こうなると①島川は7番手。そこからの捲りであれば勝敗は五分五分。つまり、このレースは②大石の先行vs①島川の捲りと読む。この展開では捲り追走の④田尾は苦しい。軸になるのは先行番手の⑨福田。
1-9-2, 9-8-57
➜ 1-4-6 3連単1,240円 (ToT)
最終ホームの並びはOKだったが、③村田祐が先捲り。その上を①島川が超えていった力ずくの捲りだったのに、④田尾⑥が離れず1/4輪差まで詰めての完璧な流れ込み。捲りラインのワンツースリーは買いやすそうで買いにくい1番人気。
10R
特選組の②佐々木豪が中心視されるが、三日目に良い先行を見せた⑧佐伯亮がここもペース駆け可能なメンバー。
あるいは、単騎の③野口は戦力激減で何もできなくなりそうだが、ダメ元で単騎逃げという可能性も。
⑤松岡篤の突っ張り先行は無さそうなので、⑧佐伯亮は打鐘で②佐々木豪を押さえ込んだのちに仕掛ける余裕がある。
⑤松岡篤を4番手に置いたまま⑧佐伯亮がペース駆けに入るが、③野口は9番手で何もせずに終われない。最終1センターあたりで単騎カマシに出るのではないか。
そうなると⑧佐伯亮は追走で脚を温存できる。岡山3車が上位着。
7-8-459
➜ 3-7-9 3連単21,070円 (ToT)
⑧佐伯亮がまったく動かず、③野口も6番手追走。⑤松岡篤が成り行き先行、②佐々木豪の捲りを追走した③野口が直線伸びてアタマ。この展開は予想できなかった。
よさこい賞争覇戦 最終日 12R 決勝
初日特選のメンバーが6人残った決勝。初日は、犬伏のカマシを新山が突っ張り切るも、自力に切り替えた清水が捲り決めて1着という結果。
犬伏は同じ轍を踏みたくないが、かといって、例えば自分で突っ張り先行など、組み立てを変えても勝機は薄い。基本的には同じカマシ組み立てで、仕掛けタイミングを修正するくらいだろう。
初手で中四国と北と九州は枠なり。③深谷は中四国、⑤坂井は北を追走と仮定する。
まず⑧阿部将が打鐘で前を押さえる。①犬伏は突っ張らず素直に下げる。
ここで②新山が手拍子に前を叩いて逃げるなら、①犬伏は発進を早めることもできる。しかし、初日特選とは少々メンバーが違うことで、②新山は仕掛けを遅らせ、しばし外並走で①犬伏を押さえる余裕があるだろう。
結局、最終ホーム発進で②新山の先行。①犬伏の7,8番手からの仕掛けが前団にとどくのは1センター過ぎ。こうなると初日の再現で②新山が突っ張り切るだろう。
そして、これも初日同様に⑦清水が自力に切り替えて外を捲り上げる。それを追うのは初手から追走していた③深谷。
ただし、今度は⑨佐藤慎が番手の3車ラインで十分な援護あり。⑦清水か③深谷のどちらかは⑨佐藤慎が捌く。
つまり、直線で抜け出すのは⑦清水か③深谷。ただし、位置取りが不確定な単騎の③深谷は消し。そして連下は北日本のいずれか。②佐藤慎の仕事次第では②新山の逃げ残りや④永澤の突き抜けもある。②新山の残りが期待値が高いか。3連単 7-2-4
3連単 7-2-9
3連単 7-9-2
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