いつもならブログを休載する平日ですが、今回は決勝戦のみ参戦します。
なぜなら、埼玉が奇跡の5車連携で、久々に平原の優勝確率が高そうだから。
関東が実に7人も勝ち上がった決勝戦。
もともと古性の欠場や脇本と伊藤颯の途中欠場もあり、関東の層が厚すぎる今開催でした。
それでも勝つべきレースをしっかり勝ち上がった関東勢の殊勲でしょう。
並びコメントが出る前は、どうせ埼玉が二手に分かれるか、栃木と混成で4対3または3対2対2に分かれるかと思ってました。
ところが5車で折り合っての連携とは。
競輪はライン。
誰もが優勝したい決勝戦で5車連携ができる絆。これこそが競輪。ちょっと嬉しくなりました。
ゴールド・ウィング賞 最終日 12R 決勝
埼玉の描くシナリオは一つ。前受けから⑧黒沢が赤板突っ張り先行。④森田が最終2コーナーまでに早めの番手捲り、最後は①平原が自力含みで抜け出して優勝。
そのために①平原の最初の仕事は、スタートで②深谷を出させず前を取ること。
ただ、もし逆に②深谷がスタートダッシュでSを取れたとしても、自身が赤板突っ張りに出るわけにいかないし、結局は長いラインの⑧黒沢が主導権を取ることになりそう。
②深谷にとっては初手で前を取るメリットがあまりない。結局は埼玉が順当に前受けになる。
ケース1 埼玉の二段駆け
埼玉のシナリオどおりに展開した場合。
赤板で突っ張られた③眞杉が、意地を通さず引いて中団に降りた場合。①平原⑦武藤龍を退かすのは無理でも、⑥一戸あたりはアウト競りで③眞杉に退かされるだろう。
続いて②深谷が仕掛けるが、これに合わせて④森田発進。③眞杉も含めた全てのアタックを振り切り、ゴール前で①平原が差して優勝。
1-47-4579
ケース2 ③眞杉と⑧黒沢で先行争い
赤板で突っ張られて引いた③眞杉が最終ホームで再度カマシた場合。
当然⑧黒沢もメイチ駆けなのでモガキ合いは長引き、②深谷の捲りが決まりやすくなる。
25-25-149
③眞杉としても、⑧黒沢とモガキ合いを演じた末に関東から優勝者を出せないという結末は避けねばならない。ケース2は自重。
埼玉のシナリオどおりケース1が決まるとみる。ただし、赤板からゴールまで終始踏みっぱなしの展開で、関東のマーク陣①平原⑦武藤も直線で脚が残ってない。辛うじて①平原が④森田を交わす決着とみる。
最終4角まで風を切ることのない⑤稲川か⑨坂井が直線で伸びて連下に食い込むことは可能。
3連単 1-4-53連単 1-4-7
3連単 1-4-9