古性、眞杉、郡司。今回も輪界を代表するトップ選手が決勝戦に勝ち上がました。
嗚呼それなのに。せっかくの決勝戦が自力単騎3人の6分戦とは。中部を除く全地区から1〜2名ずつ勝ち残り、その全員が自力ゆえに。
現代競輪における全選手自力化の流れは、ライン戦より個人戦に傾く要因なりそうで面白くないです。
それでもG1決勝に敬意を表して、一応の予想だけは載せます。もちろん展開も理論もなしの出たとこ勝負。
ラインによらない個人戦ということは、全員に等しくチャンスがあります。特に③犬伏④山田庸⑥簗田⑧河端にとってはG1初タイトルが懸かる一戦。新しいタイトルホルダーが誕生するかもしれない。その点だけは楽しみです。
1R
周回 ④①⑥ ⑨②⑤ ⑦③ ⑧
先行力あるのは⑦吉田有だが、外枠からきれいに逃げることができるか。
初手枠なり。赤板で⑦吉田有が前に出たとき、4番手は④伊藤旭と⑨皿屋で並走になる。そのまま中団が縺れれば⑦吉田有のペース駆けだが、おそらく⑨皿屋が外並走を嫌って前を叩きに出るだろう。
ここで⑦吉田有が突っ張りモガキ合うなら、④伊藤旭の一発が決まるチャンス。しかし⑦吉田有が踏み合いを避けて中団に構えるなら、そこから捲って③金子幸とのワンツー。
4-1-3, 3-7-25
➜ 1-5-4 3連単115,420円 (ToT)
逃げたのは⑨皿屋。④伊藤旭の捲り一発が決まったが、①上野が差して、さらに⑤岡本総にも交わされズブズブ。今日も開幕から6桁配当とは。
2R
周回 ⑧②①⑥ ⑨③ ⑦ ④⑤
九州と中四国で4車連携。格上は②阿部将と⑨山口拳。どちらも調子落ちだが、ここは4車ハコで恵まれる②阿部将の方が優位。④松井は復活の兆しもあるが、ここは外枠で苦しい。
初手枠なりから、まず⑧東矢の赤板突っ張り先行が既定路線。あるいは一度下げても、④松井が早駆けに出ないかぎり⑧東矢のカマシ逃げが決まる。
そして⑨山口拳の中団捲りを引きつけて②阿部将が番手捲り。①桑原とのワンツー。
3着候補は展開上③志智だが、最終日補充だけに期待できない。⑥久米良も番手捲りの踏み出しで捌かれそう。2センターで外に膨らむ隊列の内を突けるのは⑤和田健と⑦諸橋。④松井に脚が残っていれば大外を捲り3着にとどくか。
2-1-457
➜ 2-1-8 3連単4,700円 (ToT)
④松井や⑨山口拳の捲りが予想以上に無力だったため、②阿部将は番手捲りの必要なく、⑧東矢を残せてしまった。
3R
周回 ①⑤③ ②⑦⑨ ④⑥ ⑧
補充の①中石は前二走とも前受け突っ張り先行。賞金を貰えるバンク練習と捉えて、この三走めも同様の走りとみる。
一方の②菊池岳は前々走で中石の突っ張り先行に屈している。ここはリベンジマッチだが、初手で4番手が取れるので中団捲りに構えるか。
まず①中石が赤板突っ張り。そのまま②菊池岳が仕掛けなければ①中石のペース駆けになり、②菊池岳の捲りが決まるか五分五分。どちらにしても、⑦神山拓⑨長島は共に落車影響あり追走に難がありそうで、⑤佐藤友が軸になる。
②菊池岳が意地の先行争いに出るなら④三谷竜の一発もある。
5-3-4, 2-5-3, 4-6-5
➜ 6-4-8 3連単13,600円 (ToT)
初手は予想外に②菊池岳が前受け。①中石のカマシ逃げに②菊池岳がインで粘って④三谷竜の一発。4-6-5の絶好パターンだったが、⑥椎木尾が差してしまうし、⑤佐藤友に脚が残っていなかった。
4R
周回 ⑨①⑤ ②⑧⑥ ④⑦③
きれいな三分戦。ライン先頭②西田優④酒井⑨志田は同じ様なタイプ。実力、脚質ともに大差がない。さらに今開催の前4走の動きを見ても特筆する差はない。一方、マーク陣の強弱も各ラインで大差ない。いずれも追走しっかり援護も手厚い。
となれば勝敗の決め手は枠順と展開だけ。
初手枠なりで後ろ攻めの④酒井は主導権を取りにくい。⑨志田の赤板突っ張り先行か、②西田優が打鐘で叩いて逃げるかの二択。前者のケースでは、②西田優の4番手捲りが優位で先行番手から抜け出す①山田久とのアタマ争い。後者のケースでは、①山田久か⑦渡部幸の中団捲り追い込みと②西田優の逃げ残り。
2-1-58, 7-2-1
➜ 2-7-3 3連単22,920円 (ToT)
②西田優が打鐘からペースを上げ、それを上回るスピードで⑨志田のカマシが決まるが、そこに①山田久が踏み遅れてしまう。おかげて②西田優が生き返ったが①山田久が着外で万事休す。
5R
周回 ②⑦⑨⑥ ①④⑤ ③⑧
徹底先行不在。②松本貴に九州もついて4車。①吉澤⑥渡邉豪⑦小倉が昨日は落車している。③渡邉雅は同県⑧道場の前まわりだが外枠2車で先行は難しい。
初手は②松本貴がS取り前受け。赤板から③渡邉雅が切って①吉澤が叩いて先行体勢も、流したところを②松本貴がカマシていく。
しかし①吉澤も退けずインで粘る。①吉澤と⑦小倉、落車明け同士の競り合いは共倒れ。前団から中団が縺れ、②松本貴も終盤で失速する。
こうなるとまず③渡邉雅の捲り一撃が優位。追い込み勢では⑨園田と④山崎芳⑤和田圭が元気だが、混戦に巻き込まれても抜け出す技があるのは⑤和田圭。
3-58-58, 3-8-9
➜ 3-9-2 3連単25,310円 (ToT)
①吉澤が絡んだののは⑦小倉でなく⑧道場だった。③渡邉雅の捲り決まったが、⑧道場が千切れて万事休す。
6R
周回 ⑦①④ ② ③⑨ ⑧⑤⑥
展開は二分戦。⑧根田と⑦中釜がレースを作る。
初手枠なりから、まず後ろ攻めの⑧根田が押さえ先行。③高橋築が中団に切り替え、⑦中釜はいったん7番手に下げる。
このまま⑧根田がフカせば苦しくなる⑦中釜は最終ホーム前にカマシていくはず。これが決まれば最後は①岡崎智④東口の追い込み。しかし⑧根田のスピードも負けず劣らず。突っ張り⑦中釜を押さえ切れば、最後は⑤佐々木眞が自力含みで抜け出す。この2ケース両構え。
1-4-5, 5-23-9
➜ 5-8-6 3連単3,330円 (ToT)
思いのほか南関ラインの圧勝。⑦中釜と③高橋築のイン切り合い。そこを⑧根田のカマシがきれいに決まって別線はまったく追いつけず。
7R
周回 ⑨① ②⑦⑤ ⑥③⑧ ④
大砲④後藤大が単騎という勿体ない番組。機動力上位は⑨石原颯。ほぼ逃げいちで、2車でも果敢に駆ければ番手から抜け出す①清水の勝利。
初手枠なりだが、2車で⑨石原颯の突っ張り先行はない。いったん下げて、⑥雨谷と②新田のイン待ち争いを誘い、最終ホーム前から一気にカマシていく。
3番手以降は口が空きそうで、それぞれ別線の番手から伸びる③佐藤礼か⑦成田が3着候補。近況伸びいい⑤嶋津が3番手から⑦成田を逆転する場面もあり。
1-9-357
➜ 7-2-5 3連単5,450円 (ToT)
⑨石原颯初手で前受けできなかったことで、⑨石原颯の仕掛けが少し早すぎたか。7番手からの②新田のロング捲りを止められなかった。
8R
周回 ⑥①⑦ ③⑤⑧ ⑨②④
昨日の⑥小原佑の逃げ切りは見事。⑨脇本が半分の実力出せない現状では、このレースの機動力は⑥小原佑の独壇場。地区違いながら番手の①小原太が絶対的に有利。③鈴木玄の捲りがどこまでとどくかという勝負。
初手は①小原太が難なくS取り⑥小原佑の前受け。スタート遅い近畿より関東の方が中団を取れる。⑥小原佑はこのまま赤板で突っ張れば、③鈴木玄も⑨脇本も早仕掛けなく、最終ホームまで流してペース駆けに持ち込める。
③鈴木玄の捲りが不発なら実力者①小原太⑦佐々木龍で盤石。⑥小原佑も連下に残る。③鈴木玄の一発が決まる場合もギリギリで、⑤宿口までは連れ込めない。
1-67-67, 3-1-7
➜ 9-6-1 3連単8,090円 (ToT)
最終日にきて⑨脇本が突然の復活。
9R
今開催好調ながら惜しくも勝ち上がりの逃した選手同士の番組。
4走とも上位着でまとめてきた③山崎賢、準決勝3着の⑦中野慎は気配良し。2着権利の準決勝で果敢な赤板先行で河端を決勝に送り込んだ⑤取鳥。最終日は自分の着を目指す競走に徹したい。一方、関東の並びは疑問。先行力高い⑨佐々木悠の前を②鈴木竜がまわる残念な並び。またもや②鈴木竜の迷惑な気まぐれが発動している。

初手は外枠の⑤取鳥が自らS取り前受け。次いでS速い②鈴木竜が前中団。赤板で上がる③山崎賢。そこで⑤取鳥が車下げれば、打鐘で⑦中野慎が叩いて押さえ先行。後方まで下げ切った⑤取鳥は最終ホームめがけてカマシ。⑦中野慎とのモガキ合いになる。その後方で脚をためるのが②鈴木竜と③山崎賢。先に捲り仕掛けた方の勝ち。
今の状態なら③山崎賢か。②鈴木竜が行けなくとも⑨佐々木悠が縦脚発揮で突き抜ける。
39-39-1, 3-9-4
➜ 1-7-4 3連単11,710円 (ToT)
逃げた⑦中野慎の3,4番手で関東と九州が競り合いになってしまった。⑨佐々木悠は捌かれ、③山崎賢は脚が削られ、誰も捲れず北日本が押し切り。
高松宮記念杯競輪 最終日12R 決勝

ラインがほぼ無い個人戦ということは、中団より前位置で脚をためて最後に仕掛けた選手が優勝する。逆に最初に風を切る選手は普通の先行では勝てない。
必然、仕掛けどころは遅くなる。ゴールまで踏み切れるギリギリの距離から一気にカマシを打つスプリント戦になるだろう。そういう走り方が得意なのは③犬伏。次いで⑨寺崎。

初手は枠なりと仮定。まず赤板で③犬伏が上がり、打鐘過ぎまでペースを上げず。単騎勢が中団を追走。後方に置かれた⑨寺崎は外を踏み上げながら仕掛けどころを探す。
最終ホーム手前で③犬伏と⑨寺崎が同時に発進。一気にトップスピードに上がる。どちらが踏み勝つか五分五分。
上図のとおり⑨寺崎が踏み勝てば、番手②古性が縦横捌いて後続を押さえ込む。インに詰まった③犬伏⑧河端は動けず⑦新山と④山田庸は後方。①郡司は捲り不発。前々に位置取り、連下に追い込んでくるのは⑤眞杉か⑥簗田
あるいは③犬伏が踏み勝った場合、番手⑧河端が有利かといえば、そうでもない。少しでも踏み遅れたり外帯線を外せば、②古性や⑤眞杉が捌きにくる。結果、後方が混戦になり、そのまま③犬伏の押し切り。混戦に加わらず脚をためた⑦新山が連下。
3連単 2-5-6
3連単 2-6-5
3連単 3-7-2
➜ 2-6-3 3連単34,770円 (ToT)
優勝は②古性優作ーーーーーーーーーーー!!
ダービーに続いてG1連勝!
⑨寺崎の打鐘先行はある意味予想外。先行する可能性は高かったが、まさか打鐘から行くとは。こうなれば、この時点で②古性の優勝確率90%だった。
③犬伏は絶好の中団だったが、⑨寺崎のカカリが抜群過ぎて捲れず。⑤眞杉も位置を取りきれず。スローペースならカマシ一撃あるかと思われた⑦新山だが、後方で何もできず。
別線の思惑を全て阻止したのが⑨寺崎の早駆けだった。
ゴール前で①郡司と⑨寺崎の落車はあったが、おそらく落車自体は着順に影響していない。それより、その前の①郡司のイン突きが連に大きく影響。
近畿の3番手を追走していた④山田庸は最終4角までさら脚絶好だったが、内を掬われ失速。⑤眞杉もコースを塞がれ伸びず。逆に、捲りを止められ死に体だったが③犬伏が3着に残れた。
いずれにしても②古性の優勝は揺るぎなかった。強者には展開もついてまわる。このまま残りのG1すべて勝ってしまいそうな勢いがある。それはそれで3位以下の賞金ランク争いがシビアで面白くなりそう。
そして何気に良かったのが2着の⑥簗田。競輪道を地で行く競走スタイルが好きで、数年前から応援していた選手の一人。
怪我により低迷していた時期が長かったが、一年前くらいから徐々に復活してきて、ついにG1で準優勝できるまでに復調。
このまま実力をつければ、層の厚い南関を味方にタイトルも夢ではないかも。
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競輪愛好者の矜持にかけて、7車立てはいっさい買わず、その資金をすべて9車立てに投じることを誓います。
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