7月10日(水)、映画「九十歳。何がめでたい」の監督を務めた前田哲氏が、ムービーオンやまがたに来場し、舞台挨拶を行う。
前田監督は、午前10時30分の回の上映後に、舞台挨拶を行う予定である。
是非、この素晴らしい映画の背景や、様々なエピソードなどを、直接お聞きいただきたい。
直木賞をはじめ、数々の受賞を重ね、昨年100歳を迎えた作家・佐藤愛子さんがこの映画のモデルであり、その役を草笛光子さんが演じる。
原作は、佐藤愛子さんの累計175万部の同名エッセイ「九十歳。何がめでたい」
今回、前田哲監督が映画化し、素晴らしいエンターテインメント作品として蘇った。
主人公の草笛光子さん演じる佐藤愛子と、唐沢寿明さん演じる編集者・吉川真也が、少しずつだが信頼関係が深まり、いずれは、深い信頼関係を築いていくのだ。
二人の距離感が、今回の映画の一つの見どころである。
また、映画の後半に近づくに連れ、草笛さんの品格と存在感は素晴らしかった。
歳を重ねればこそ、様々な人間と関わりを持つことが、とても大切だということが改めて分かった。
前田哲監督は、久しぶりのムービーオンでの舞台挨拶。
お会いするのが、楽しみである。
その監督が、草笛光子さんを、「太陽であり、女神でもある。」と話している。
そして、世界一幸せな90歳だと思う…とも。