11月5日(火)、開局30周年記念特番の制作スタッフの定永副局長と伊藤部長と共に、焼肉「丸源」に伺った。


最後に来たのは、9年前であり、全日本プロレスや空手界のメンバーと来ていた。


その後縁遠くなってしまい、まったく伺っていなかったのである。




ところが、今回の映画祭において、最終日の打ち上げ会場が大人数になるとのことで、日曜日でもあり会場がないとのこと。


そんな中、「丸源」がいいのでは?と、声が上がった。


ご無沙汰しているが、お願いしてみようと、ご連絡し快諾をいただいたのである。




そんなこともあり、その日に早速伺った。


メニューはどうなっているのか?

お肉は変わっていないか?

内装はどうだろう?


そんな思いもあり、その日の制作メンバーで伺ったのである。


懐かしさに加えて、奥さんの笑顔はありがたかった。


焼肉は、相変わらずの美味しさで、追加して食べてしまった。


美味いのである!


きっと打ち上げメンバーも喜ぶだろう☆


9年ぶりの「丸源」訪問は、とても後味が良いものとなったのであった。

2024年10月1日、ダイバーシティメディアは開局30周年を迎えた。


1992年の9月に、ダイバーシティメディアの前身であるケーブルテレビ山形が誕生し、その2年後の1994年10月1日に開局し、放送を開始した。


当時は衛星元年と言われ、BS放送やCS放送が始まり、新たな多チャンネル、専門チャンネルの時代が到来し、それの受信拠点として、ケーブルテレビ局が全国各地に数多く誕生したのである。




ケーブルテレビ山形は、開局以来、「小さいけれど、されど尊い物語」をテーマに、自分たちが暮らす山形の街に目を向け取材をし続けてきた。


首都圏のキー局が流す全国ニュースとは一線を画し、日常の中で普段は見過ごしがちな、当たり前だけどもとても大切な街の宝物を見つけるのが、ケーブルテレビ局の存在意義と言っていい。


また、四季鮮やかな山形の季節の物語りや、子どもからご高齢者までの人々の息吹を伝えてきた。


そんな30年であったと思う。




10月25日(金)、ダイバーシティメディアのロビーで、『開局30周年記念特番「小さいけれど、されど尊い物語」』の収録を行う。

9月11日と12日の両日、台本とシナリオ作成。

9月20日、コーナー番組のスタジオ収録。

10月21日にVTRチェックをして、翌22日に台本とシナリオ作成。

台本とシナリオ書きは、通常の仕事が終わってからの夜だった為、アシスタントディレクターの伊藤浩部長、國井真理次長には、遅くまでサポートしてもらった。




自分にとっては、番組構成、台本作成など、10年ぶりのディレクターだったが、少しずつ感覚が戻ってきたのである。


15年前、50歳までは、ほぼ毎日、1日の仕事の最後は、スタジオや編集室にこもり、番組を作っていた。

周囲の制作メンバーも大変だったと思う。


制作現場は、目まぐるしく、総合的なマネジメントのフィールドであるが、楽しくやりがいがあった。


やはり現場が好きである。

番組を作るのが好きなんだなぁと、再認識できた。




総合MCの鈴木淳予アナウンサー、山田夕美子アナウンサーは、20年近くトーク番組やバイキングステーションを担当してくれた。


佐藤俊介アナウンサーは、入社一年目で、既に山形ワイヴァンズのホーム戦の試合実況なども受け持つやり手である。




9月20日の収録時には、往年の伝説のキャスターと言われた鈴木(現在は中谷)まり子アナウンサーや井上(現在は高田)知早子アナウンサーがスタジオ入りして、市民チャンネルの30年間を振り返ってくれた。


話がとても面白く、皆さん久しぶりのテレビ収録なのに、生き生きしており輝いていたのだ。


また、「LOVE&PEACE HOUSE」のコーナーにも、当時のMC陣が勢揃い。


加藤由美さん、水口牛さん、早乙女信也さんが、スタジオ入りしてくれた。




トーク番組のコーナーには、コメンテーターだった端山貢明先生の語録や、石川敬義先生が登場する。


懐かしく、思い出が溢れる。




その他にも、「隼人組」や「聞かせて昔のこと」など、10,000本の番組の中から、ほんの僅かではあるが、思い出の番組をご紹介する。





ある意味では、市民チャンネルの同窓会的な番組でもあり、打ち上げはとても楽しかったのだ。


10月28日(月)に、編集を行う。


定永洋一テクニカルディレクターが中心となってMIXなどの作業をこなしてくれた。




過去、現在、未来と、時間の連続の中に自分達は生きている。


亡くなった方々もいるし、生まれてくる命もある。


大切なのは、日常の中にある、小さいけれども尊い物語。


願いや希望の光を、喜びや幸せの物語を、しっかり捕まえて番組にできればと思う。





開局30周年記念特別番組

〜小さいけれど、されど尊い物語〜

【放送日時】

(毎日)10:00~、深夜2:00~

(11/23、24、30を除く毎日)19:00~


是非、ご覧ください。




収録を終えて空を見上げる。


そこには、爽やかな青空が見えた。


まだまだ物語は続く。

いや続けなければならない。


そう思ったのである。



今年で20回目を迎える山形国際ムービーフェスティバル(YMF2024)が、11月8日(金)、9日(土)、10日(日)の3日間、山形市のムービーオンやまがたにて開催される。


2005年に、山形市七日町のシネマ旭で産ぶ声をあげた小さな映画祭。


当時は既に、山形市が主催(その後NPO法人となる)する、世界的にも評価の高い「山形国際ドキュメンタリー映画祭」があったが、そのスタッフの皆さんからも、「映画を生業としている監督や製作陣の為にも、商業映画祭が必要だった」との話があり、民間の力で一歩を踏み出そうと始まった映画祭である。




特徴は、グランプリ受賞などの優れた監督には、次の作品を作るためのスカラシップ制度を設け支援すること。


当時は1,000万円のスカラシップ支援だったが、現在は制作費の上限5,000万円、宣伝広告費5,000万円というもの。


これまでも、若き映画監督やクリエイター達の登竜門として、多くの映画監督やドラマ制作者を排出してきている注目の映画祭。


今年も、沢山の熱量溢れる作品が集まった。




今回からは、これまでの30分以内の短編作品に加えて、長編作品も募集した。


応募総数は297本で、その中から12作品が最終ノミネート作品として、11月9日(土)の審査委員会に進む。





その日の午後6時30分より表彰式があり、その場でグランプリが発表される。


これまでの20回の総応募数は、4,600作品に登るのである。


是非、未来を担う若手監督たちの作品をご覧いただきたい。




そして、この映画祭のもう一つの目玉は、日本の一流監督や第一線で活躍する俳優陣が来場し、自身の関わる映画を上映し舞台挨拶を行うというもの。


今回も、著名な監督の皆さん、ディーンフジオカさんや鈴鹿央士さんなどが、錦上花を添えてくださる。




11月9日の土曜日の夜にはレセプションパーティーが行われ、映画を愛する人たちが、みんなで映画を語り合うのだ。




昨年から始まった記者会見の様子。


村川透監督が、今年も審査委員長を務められる。

そして新たに、脚本家の岡崎由紀子さんも審査委員に加わった。




是非、ユネスコ無形文化遺産の映画都市山形にある、東北最大級のシネマコンプレックス・ムービーオンやまがたで開催される、YMF山形国際ムービーフェスティバルに、一度は参加してほしい。




既に、11月9日(土)のチケットはソールドアウト。

まだ、8日(金)と10日(日)のチケットは、若干残っています。


「才能よ、雪に埋もれるな。」

東北ケーブルテレビネットワーク主催のムービーフェスティバル。

会場でお待ちしています☆