先日、山形県立山形南高等学校時代の応援団の親友から、「今年も月山筍持っていくから!」と、連絡をいただいた。
毎年のことだが、とてもありがたく、美味しくいただいている。
春から夏にかけて、山形県の月山で採れる「月山筍」は、なかなか手に入れることが難しい珍重されている筍。
山形には、笹筍が多く自生しているが、月山筍は雪が溶けてから急成長する為、太くて、柔らかく、コクがある。
キメの細かい歯ざわりがとても小気味良く、かみ締めるほどにどんどん旨みが増してくるのだ。
今年は、グリルで焼いて、味噌やマヨネーズをつけて食べた。
これが香ばしくてとても美味しかった!
さらに、牛肉と糸コンニャクの煮物や、天ぷらにして食べたのである。
家族の中でも、妻は筍が大好物なので、いろいろと筍料理を作るのだ。
先月、西川町の友人とも、久しぶりに会食をした。
当時の仲間のお祝い会。
思い出話の暴露に、死ぬほど笑った時間だった。
この季節、高校時代の自分達は、彼は短ラン、自分は長ランの学生服を着て、応援団を行っていた。
高校野球の応援は、真夏の太陽の下で、学生服から塩が噴き出ていた。
延長戦に入ると、南高が勝って欲しいが、応援団は倒れそうになるくらい辛い時間だった。
そんな時を共にした親友は、今でもかけがえのない友である。
彼から届いた旬を味わいながら、そんなことを考えていたのである。